ブックタイトルうしぼりの文化財　民俗資料編

概要

うしぼりの文化財　民俗資料編

機能的関連でとらえるべきである。「婚姻J (牛堀町内の行事)ホ若者宿、、廃行地域は大同ぺ、異であるが、50年前には若者宿があった。村の青年たちは、この若者宿を通じて知り合い、結婚する例も:少なくなかったoV吉婚年令。女は昔17・8歳、現在20-23歳、男は25・6歳である。婚礼の多い季節は、1月-12月。例えに「正月おんなは嫁にもろうな、師走おんなを嫁にもらえ」どいわれている。現在、その慣習はうすくなったようだ。い通婚圏ぃ結婚の相手は、村内が圧倒的に多い。しかし、他の部落ど恋愛をしても、どFうJめられることはない。昔は、言いったわっている地域とは、どつ庁ない。川中人山結婚の申しとみは婿方で仲人をたのみ嫁方に嫁をくれるように頼んでもらう。この仲人を「クサワケ」又は「ノ、シワタシ」どいい、婚礼の際の仲人と区別されている。一度できまらなければ、何回でも足を運ぶ。味方でも仲人をたてて、これを受け入れる。ハシワタシには親類、の人が多くなる。両方で「よし」ということで話が決まるど、仲人が日柄の良い臼に男方から託された酒ー升をさげて出かける。これを俗に「ナイダル入れ」という。「ホンダル入れ」ナイタル入れの後、ある期間をおいて行う。この式は結絡式よりも盛大にやるとも言われ、婿方で結納金を用意し、日柄の良い臼に仲入と婿方から一人(式当日には列席しない方)とが味方に出かける。嫁の方ではごちそうの品を作って待っており、この目、はっきりど日取りや、客-25-