ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編

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概要

うしぼりの文化財 民俗資料編

12月いてネ兄う。御馳走を恵比寿様にあげる。すす払い家の中の大掃除をして正月の準備をする。24日厄臼山に入るとケガをしたり病気になったりすると言われて、山仕事一切を休む。31日大みそか新年の諸準備をする。門松や神様のお飾りは一夜飾りは忌むとしてこの日にはやらない。餅っきは二十五日頃からはじまり二十ノ\日に終る。二十九日は苦餅ど言って餅つきは忌む。門松も餅っきど同様二十ノ\日までに立てる。門に立てる家ど庭(主家の正面)に立てる家があり、井戸にも立てる家もある。商家では竹を中心にして松を飾り、7、5、3、に縄で結んだ立派な門松を立てるが、農家では竹ど合わせて立てるが、松だけを立て、特別のことはしない。古い御札類を鎮守様へ納める。-47-