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概要

潮来の石仏石塔

を積んで、西方に極楽浄土をたて、その国の王として説法したという。別名は無量光仏・無辺光仏・無硬光仏など一二通りもある。L-みせん薬師如来薬師瑠璃光如来といい、須弥山の東方浄瑠璃世界に住む。如来は一二の大願をたて、衆生の救済にあたり、無病息災長命のほか、衣料や飲食などを満足させるなど、現世的な利益をさずけるといわれる。右の如来のほか次の如来がある。阿閃如来・宝生如来・無量寿如来・不空成就如来・宝瞳如来・かいふけおうてん〈らいおん開敷華王如来・天鼓雷音如来・多宝如来など(3)ー++-.:Dニ広司薩菩堤薩唾の略称で、仏陀となるため道を求めて修行している人の意味。観世音菩薩観音にはいろいろの種類があり、印相によってその本誓の念願がわかる。宝冠には化仏の阿弥陀如来をつけている。西方極楽浄土ににあって阿弥陀如来の第一の候補として勢至菩薩とともに、その左右に侍っている。聖観音菩薩変化する以前からあった観音を聖観音という。密教では像容の上に儀軌のやかましい約束はあるが、顕教の方でいう聖観音は比較的自由な像容をもち一定していない。勢至菩薩観音菩薩とともに阿弥陀如来の協侍菩薩となる。すいびょう宝冠に水瓶をつけているが、来迎像の脇侍では観音は蓮華台を持ち、勢至は合掌する姿にあらわすこともある。千手観音菩薩観音の本誓念願は慈悲によって衆生を救済することにあるが、人によってそれぞれ異なるので、それに都合のよい姿になって衆生の利益をはかり救済にあたるのである。聖観音にたいして変化観音といい、千眼千骨観世音菩薩ともいう。十一面観音菩薩十一面観音は普通頭上に十一の化仏の面をつけており、その意味は象生の十一品の無智をたち切り、悟りにいたるまで十一の段階があるといわれている。如意輪観音菩薩この観音は如意宝珠と法輪の二語を組み合わせた名称で、如意宝珠とは欲しいものを何でも生む神秘な珠をさし、輪とはまわりに鋭利な刃をつけたむかしのインドの武器の一種で、これを円盤投げのように投げて敵をたおした。仏法がその武器のように空を飛んで万人をなぎたおすということから、説法することを「法輪を転ず」という。如意輪観音は普通一面六骨であるが、平安朝ごろから一面二骨の半蜘思惟像も如意輪観音と呼ぶようになった。馬頭観音菩薩珍しく念怒相をしており、頭頂に馬頭をあらわす。須弥山の四方に四大州があり、それを統領する転輪聖王の宝馬が、四方を駆馳して敵を威伏するような力を象徴している。また馬、が草をはむように、多くの障害を食べつくす菩薩の大慈悲をあらわしているともいう。地蔵菩薩釈迦滅後、弥勤出現まで無仏の暗黒時代にあらわ-35ー