ブックタイトルうしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

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概要

うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

Y-9 今林西遺跡西側に四石谷原川の支谷が入り,全体は雑木林で表土の露呈は殆どない。最近工業団地造成のためのボーリンク調査をするために3a程度整地してパラスを敷いた部分があり,このロームの露呈する部分から土師器片が数片採集される。地形的には北西部分に大膳池からの低支谷へ突出する平地が存在するが現在は表採不能である。この部分まで発掘調査の必要性があろう。Y -10 今林東遺跡大膳池の支谷によって形成された南面するかなり広い丘陵で, 北東部に谷を超えて大生西4号,5号墳という前方後円墳が存在する。Y-11の北西に位置しこの一帯が畑地に造成されている。その範囲は300×20m程度で・中央よりやや北よりに昭和2年建立の「故大膳萩原重秀之墓」という碑がある。この附近から西側にかけての麦畑の中に土師器片が散布している。畑地以外の北西側は雑木に覆われており,採集不能。地形的に観察して大生古墳群の豪族居館跡も想定される。・.-L ?一23ー