ブックタイトルうしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

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概要

うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

Y-21 大木平遺跡国神神社の北側に位置し,字名は角匡の一部を含む大木平であり, 1282坂本弘氏宅から, 1073鴇田清氏の商店までの桑畑に縄文土器片,土師器片が散布している。東側には接するようにしてY22が広がっている。同一遺跡の可能性もあるがあまりにも広範囲となるために2分しておく。Y21は商店の西側から八幡社の杜の聞にかなり散布する。しかし,土器片の腐滅がひどく文様等を良く残すものは少ない。この東側のやや高い所に以前は上戸小学校が建てられていたという(茂木氏教示)今その痕跡は全く認められない。Y-22 池の作遺跡Y21の東側にあり,下池の谷に傾斜する丘陵上である。鴇田商店を過ぎたあたりからゆるく傾斜しはじめる。荻元司氏廃居の西北から道路を挟んで小峰広氏宅の西にかけてかなりの土器片が散布している。特に北側は桑畑であり,荻元司氏宅の削平された北東コーナー附近には足の踏み場もない状態で土器片が散布している。これらは北東に行くとあまり認められなし、。中心となる面積は道路を挟んで10 a程度である。-29ー