ブックタイトルふるさと潮来 第一輯

概要

ふるさと潮来 第一輯

序文潮来町郷土史研究会会長藤岡鉱良日出和二十年あの想い出採い無条件降伏の敗戦時K誰れが臼本の今日の隆日目を予知した人があろうか、一人一人の国民所得は、まだまだKしても総生詮では米ソK次ぐ世界三位Kまで維進し一例をあげる念ら昨年度船の生産で全世界の幽七係。日本の復興に力を貸した米国Kしても日本並の自動車が一白万台を起して上位を見ているしせん維の進出Kは自国の藍莱保持の立場から悲鳴をあげてその輸出規制を訴えて来ている。ζの頃私はこのような日本の復興の滋泉となる力は何であったのか一見不思議と思われるζの現象の線元と左るものの探究K興味を感じている。ら〈原因があっての結果であろうし突然変呉ではあるまい、臓気ながら私Kは私なDの見解が生れた。K長〈培われた民族の血と心謂う左れば民族の歴史的所産であるζとを何が日本の経済をかくの如〈繁栄K導いたのかこのととKついて米国の学者と経済人が講座を闘いていると云う話を聞いたととかある恋それは日本と云う国の風土その風土-2-さて版を脚下にむけよう。わが郷土糊米とその尉辺は本誌の詳述K一示されるようK早くから文化のさきがけた地域で津知の貝塚群鹿島香取商科宮大生原古蹟群さては後代Kいたって推古制の下生根本寺鎌倉時代織米長勝寺水戸森港時代処方制校或は江戸と辺境との迩輸交通を物語る仙台屋敷や津桜屋敷、水戸議時代公許された糊来遊廓等々貸霊多彩念追跡の宝山障と一玄えよう。糊釆K関係深い人物群像を列ねるなら重要文化財長勝寺鐘銘作者清拙樹帥、水戸藩主義刻一間公、郷儒宮本茶村正A往の遊客国土政辺峯山吉田松蔭桂小五郎某の他天下の文人墨答。戦後の復興に急念るあまD世に謂うエコノミツクアニマルの充満した現在とれらの貴重稀少念文化法跡の調査研究と依一歳並びに文献を行つてそれらの新しい時代えの断絶を防ぎ温故知新の企てK志を同じ〈した入、遥の集まbか糊釆町郷土史研究会である。各地方自治団体でとの頃郷土誌編さんが盛事と在っていることはまととK喜ぶべき事で恐ら〈糊釆町もやがてこのζとを笑現するであろうが本誌の編さんや本会活動の戚呆がその継ぎの役目を果たすならと念願し又者い現代人K縛益する走ら本望とする所である。（筆者前糊釆町長）脳和四十五年二日付