ブックタイトルふるさと潮来 第三輯

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概要

ふるさと潮来 第三輯

人民惣代兼鬼沢清兵衛崎良助同小大島左助人民惣代西山茂兵衛半兵衛栄吉松兵衛喜兵衛榊須畑和堀江知中田北前島原才城藤宍倉子之助成井秀五郎大塚豊七右の規約を実施すること数年κ及びしが、規約の条項中実行の不可能左ものが生じ、或は第八条の土地売買譲与の禁止κ伴って、中κは敷金と称して、金弐拾円乃至金五拾円位の些少の金子を貸付け、永年其収益権を占得するの弊習を生じ、表面組合員の名義を存するも其の実習収益の権を失へるもの全数の過半κ達し、諸上納の滞納者K対しての差押へ又は公売の手続もなし難い上、水防、堤防の保護等の支障も生ずκ至った。明治三十四年一月K至り、二重谷組管理者関戸衛意を決して組総代を召集し「二重谷組規約も、今日までの実績に徴すれば、到底之が永続を期し難い、強いて永続する於ては反って組合員の刺益を害するのみである、寧ろ断然之を廃棄し、個人所有κ分割して、永久白所有権を付与しては如何」と提案し、満場一致の異議を喝ふるもなく可決された。ζれが実施上、実地の分割、諸般の適切念施策のため、従来の二重谷総代と共K各町より二名乃至三名の委員を選定した。分割委員は各町内の田取人よb委任状を徴し、之を携帯し列席の上熟議し、慎重とれκ当った。士口助士ロ分割委員は次の通bである。分割委員西一町目橋遠峰長谷川野棋本同上一町目同岡下一町目塚若大同同同大泉崎二町目同内山-28-本態次郎亀太郎牛之助高士口栄七初太郎長二郎恭之助英滑七助