ブックタイトルふるさと潮来 第三輯

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概要

ふるさと潮来 第三輯

度野草タタされは露の屋とりと心してかb残たる野辺の度草文化二乙丑年九月十日東都の御旗本松平頼時の松を尋来て常陸の国行方郡大洲のあらたの主村田何かしの庭κ年を経し一本の松あb、みとbの陰高〈ひろとり葉しけ〈さかへ打たれたる枝左とのさ固いとにてくひ左〈見ゆさいっとし前の中納言光園郷ζの亭κ渡らせ為ひし時此松大事Kせよとのたまひしよりいよいよあるじのつぎつぎにいひったへてなほふ袖もをと乙ほるるhuちそたにかきあつめよ葉ちらさぬちて此松かかる御ことのはにあひあるじもさぞうれしくや思ふらん。我か参りしにその主定恒のしかじかと語りけれは左を行来をいはひて頼るる人も松もいく千代さかふらんありしζと葉の色をふかめて時此松文政元成寅年三月九日類焼スロ年間二百四十四年一ク月三日ニ至ル。水戸郡奉行小宮山次郎衛門殿へ御届ク申上候処二代目ノ松ア植置可申御達ニ付、置松也。子々孫々迄大切ニ可致事。文政十二己丑年二月六日植高々一此松植直シ候事ア禁ズ。」「健蔵定永右定永小検見御用並役儀等相勤メ居候処病身ニ付四十五歳ノ春願ノ上役儀免許ス。二首定永管の聞の雲はあらしκ吹はれてすみわたるか左有明の月名に高き口の秋のかきbとや-47-月もあはれをζめてすむらむ北(光通妹)定永妻鳴虫のよわるまかきにbくつゆも子氷るほとなる秋の夜の月五十嵐対島守光通むしの音もよせる夜寒の浅ちふにたれ待人の衣うつらむ」「市左衛門定賢天保十三壬寅年四月水戸千波原ト云フ所ニテ逐鳥狩御催フシ御狩場ニ於テ源景山様ヨリ軍中御提(膏昭公)