ブックタイトルふるさと潮来 第三輯

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概要

ふるさと潮来 第三輯

老樹は松島瑞厳寺西南方心月庵遺蹟の側κ今も猶を六百余年の樹令を保ち春毎に梅花咲き香りて往時を偲ばせる。紅蓮尼は庵前の観世音菩薩K信者の供へし米を以って、手ずさみκ煎餅を作り之κ尼。。。。の名を負ぜて「とうれん」と名づけて人々κ施せしといふ。そして尼の独特左製法κよる豊潤左る香bと、優雅左風味は又世の人々に大いに持て曜されたと云ふことであ以上そして南部地方にまつわる話はの一輯二輯κ諸先生方のど執筆κ既κ御案内の通りでありますが、銚子より入って来る東北船の中継地であった潮来κ泊bし船の数は計り知れいやず。そして郷愁の思ひを癒す、みちのくの人々の、此の潮来に残せし望郷の足跡の大小が想像されるのである。潮来と仙台藩と、「ふるさと潮来」る。遊郭を中心として唄われて来たはやし文句のシヨンガイナlは、塩釜甚句と全〈同じ「あやめ踊り」のです。そして「あやめ踊b」全体の節廻しは、仙台のに実Kよく似てゐるζ とKよっても「さんさしぐれ」推り知るものがある。そして又此の「ζ うれん」も仙台藩の人々が潮来κその名も床しき人の名前残された郷愁の左のである。つであり、又今でも残る潮来の銘菓「しをがま」も「とうれん」と同じ様K東北よb伝わったもの』一つであり、仙台藩の船が船中菓子として保存食κ当てた「塩釜」であ現地では紫蘇左どを入れて風味を出して居る様って、である・・・・・・。(’フ= じ、.,〆-65-潮来町四町目、筆者紹介金原石材店主ロータリークラブ会員潮来町郷土史研究会員俳誌「梅香」同人