ブックタイトルふるさと潮来 第四輯

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概要

ふるさと潮来 第四輯

名刺愛染院より、北浦県道を北K約七百米舗装せる道路に沿て左折、緩左坂道を登ると左側白台地に建られた現代式の豪華な建物が、潮来町簡易保険保養センタドマある。このセンターは、郵政省が全国の簡易保険郵便年金加入者のために、健康と福祉の増進を目的とし、全国各地の景勝K富める所に建設し、安易な費用で利用の出来る施設で、現在迄に全国で四十八ク所建設され、今後も建設白数を増す予定で、此のセンターは、全国K水郷の美を紹介するため、水郷固定公園。一角に建てられたもので、楼上よbの眺望は一幅の絵画の如く、前面は碧水を満々とたたえる北浦の湖、臥竜の様左神宮橋が、鹿行二郡の架け橋となD、そして荘厳左る神域、ζれK連念る鹿島工業地帯の遠望、援に迂廻せる須吠岬を廻れば、鹿行の連山と数多くの岬浦陀抱かれた北浦の風光C明眉さ。ζの美しき湖上κ 三十五反の白帆を順風に巻き揚げて、恰も湖上に浮ぶ花の様に漁る風景は水郷に残る唯一つの風物詩として其美景は四界に卓越せる景観である。又高台κ建てられたセンターの客室、塔屋の展望台よDの景観は他。比肩追随も遠〈及ばねものあり、殊K鶏鳴暁を告げ、真紅の太陽の立ち昇る荘厳さ、叉満月白夜など鏡の様左湖面κ、金波銀波漂い、波聞に躍る玉兎の風情を眺むる等、平坦地D眺望とは異なる美観である。叉施設の近傍は、素朴左る田園風景で、早春肌寒い季節に、農家の庭園又は軒先には、白梅が綻び遷鷺は梢に噌hy、陽春花曇bの季節ともなれば、彼方の森、北方白林の桜が見事K聞き、野鳥は枝から枝へ快く噌b、又瀬気野K満ち、秋色酎となれば、四方白山々は、紅葉は錦の衣K変り、野辺Kは秋C七草咲き乱れ、夜を通して奏でる虫む音楽K聞き入る等、実K素朴なる情趣豊なものである。最後にセンターの施設を記すと茨城県行方郡潮来町大字水原浜ノ原所在敷建物延面積建物構造建設費施設内容地一八三Ol一地一OOO三平方米二千七百三十五平方米鉄筋コンクリート造、二億七千五百高円一階ホlル、六十三畳、堂、au 勾d八百二十七坪二階建塔屋付売店、イラl室、二階客室五畳、室、大広間(舞台付小浴室、娯楽室、食フロント、事務室、厨房、ロビl、大浴室、ポ電気室十畳前室付一室、小広問、十十五畳、八畳前室付一室、六畳八ロピl、八畳前室付一室、六畳十二室、塔屋、展望室等完備した施設が休養む来客を待って居るロピi