ブックタイトルふるさと潮来 第五輯

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概要

ふるさと潮来 第五輯

阿御満峠茶屋角屋にて中食浅熊岳本尊虚空蔵並口健外比仏堂数あり。勝峯山金剛証寺奥の院の前にて、伊勢の海二見等見えて誠に絶景なり。麦に高金丹の本家あり。大家なり。参詣終り、右峠の角屋迄帰り御茶酒肴等倒師より種々御馳走。此所にて諸所海辺を見晴し絶景なり。け疋より三十五町下り浅熊村。此所より古市へ五十町二見へ五十町是に汐合の渡しにて船渡し。二見ケ浦久保禽より百町。町並宜し。黒川瀬崎右近橋あり。汐合の渡し見中居屋孫兵衛中食。文庫桜御屋根桜とも云う。桜木二十六本。宝蔵三一戸前伊勢太神宮社内名所残らず見物し、最早出立せんと手代岩戸弥市殿へ、太久御箱井に不用の荷物大箱へ入れ江戸迄船廻し頼みたり。乙の飛脚賃銭相文江戸迄は銀八匁山田より大阪迄一貫匁弐百五十1工フ苫てミ良奈良撞沢の池小力屋善介泊り。此町古の都の跡なりと云いて宜敷土地なり。町毎に木一戸あり家作伺れも宜し。鹿仰山なり。名所案内人八十八文より弐百文位迄あり。釆女の宮猿沢の池衣掛柳十三鏡児観音五重塔あり。昔大寺なれとも今は寺なし塔ばかりなh川ノ。元奥寺四社武聾槌命磐主命児屋根命姫太神二階楼門南向但り二結所あり。御山之石燈数多し。将軍家より奉り石燈龍三白六十なり。一夜に油三斗六升づっ下ると云う。春日社-89-若宮春日山此辺鹿多し。三条小鍛治の元祖あり。是より見物すべし。鹿の巻筆東大寺大仏殿本家あり。寺領弐千弐百石。高さ十五丈六尺南面なり。東西三十弐間南北廿八間廻廊東西九十間南北百間住数四百七十六本。本尊観世音御丈弐丈六尺釈迦如来御丈弐丈三尺五寸』虚空像御丈弐丈六尺此外大きなること委くは記し難し。