ブックタイトルふるさと潮来 第六輯

ページ
95/108

このページは ふるさと潮来 第六輯 の電子ブックに掲載されている95ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

ふるさと潮来 第六輯

元禄年間の古いものは、板碑型文字塔であり、年を下るに従って、正徳年聞を境にして、舟型如意輪の浮彫りとなる。願文は、奉待十九夜二世安楽、奉納十九夜待、奉十九夜議、奉待十九夜、奉供養十九夜待二世安楽、奉造立十九夜待、奉待十九夜講中、奉待十九夜為二世安楽、十九夜女人講中、奉待十九夜講、奉十九夜二世為安禾、十九世奉造立也、十九夜講中、奉待十九夜講為二世安楽、奉待十九為等がある。願主は、十九夜女人講中、惣村女人中、女人同行O人等、「女人」の文字が多く見える。人数もO十人と多い。「同行O人」など、「女人」の文字のないものであっても、如意輪の塔であるところから願主は、女人と同じと解することができる。また、十九夜即時口の中には、潮来町延方普門院の十九夜犠のように、wp口の表下部に、「Il--ソワカ」の文字を刻むものがあるが、十九夜搭について知る上で、意味のあるものである。三、月待塔と女人講月待塔とは、ある特定の月齢の夜に、をした講中が、供養のしるしとして造立した塔のことである。月待塔には、十三夜塔、十五夜培、十六夜塔、十七佼培、ト八夜幡、十九夜培、廿日夜培、二十一佼塔、二十二夜培、・一十二一夜以円、て十六夜塔、七夜待塔、二十八夜塔、二十九夜塔等がある。一定の場所に集まって、月待また、右の月待塔の他に、月待をしたといわれるものには、二十四夜待、二十五夜待、二十七佼待等がある。このように、月待塔は、十三夜から、一↓十九夜までの各地の月待がある。川待犠は、あたり日の「OO夜」とするのが普通であるが、中には、あたり日なしの塔も見られる。例えば、「月待供養」「月待」、「屑待供養」、「月読命」、「月読尊」等である。「月待供養」や、「月待」と刻んだものは、普通、二十三夜をさしている。ただ、どの夜にも通用するようにと「月待」と刻んであるものがあるという。このような場合、造立者、造立年月日、造立場所、石質等、多方面から注意して見ることが必要であろう。これらの石嶋のうち、「居待供養」と刻んだものは、卜」ハ夜を「い-79-ざよい」と呼ぶように、十八夜を「居待」としたもので、月待の文字的表現である。(ただし、二十三夜や二十四伎を居待と呼び、月待の意味を居待としたりするところがあるので、ト八夜即居待と断定することはできない。)その他、三円の月待をする三日月待塔、十七夜から二十三夜までの七夜の月待格や、七夜待塔、月待板碑等もある。このように、たくさんの月待曜があるが、ここでは、女人講との関係ら、-4 十三佼格と卜九夜培について述。へることにする。・卜一三夜待は、一般に女性の講のされている。「三夜さま」とか、「一一4夜待」とか- 一一一はわれ、「三夜」を「産佼」と解すとされているところからであろうか。とに角、女人の信仰と思っている人は多い。「間里歳事記」九月二十三日の条(日本の石仏二卜二号)には、月