ブックタイトル潮来の昔話と伝説

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概要

潮来の昔話と伝説

おおやまさ?っぽく大山は旧幕時代の麻生領。山は広いし、巨木幹を並べて繁茂して昼がない。山は樹木のもの、今の大山は三分の一は、禿山である。伐って植えなければ不毛の山になる口麻生侯を保護者とする大山が、新宮地の水源地として豊富な水量を供給したことが想像される。東西三町二十間南北三町五十間周囲六nL唱aA町十間面積五町六反四畝十歩水田三十町歩の濯瓶に供する。しんざんだいたくきょだ深山大沢には巨蛇を生ずるわけ。誰いうとなく新宮池には、大蛇がいる。うわさがうわちしんさを呼んで飛びまわる。池心で白波を立てて泳いでおったの、樽位のふとさはあるぜ等々。なかどでは中土手のところにぬっと池の水面に這つた松が一本あってこれが定って大蛇の橋。大蛇にも雌雄があるものと見えて夜間片岡池へ