ブックタイトル潮来の昔話と伝説

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概要

潮来の昔話と伝説

傷を負わせてしまいました。「痛い」カッパは叫ぴ声をあげると水の中に消えてしまいました。いく日か過ぎたある日、おったおばさんがまた橋の上で休んでいると、手首を傷つけられたあのカッパが浮かび上がって来ました。カッパは今度はしおらしく「奥さんこの間は申訳ありませんでした」「これはお詫びのしるしです」といって黒い薬を差し出しました口ぼくが悪かった、美しくて優しい奥さんをカッパの仲間に入れようとして足をひっばりしてごめんなさい。カッパは後悔の気もちでいっぱいでした。カッパは泊を浮かべて「このくすりはとてもよく効く薬で、まだだれも作り方を知っている人はおりません。でも奥いって誰も知らない秘密の作り方を丁寧に教えるとカッパさんだけ教えてあげますからね」と、は水の中に入ってしまいました。家に帰ったおったおばさんは、早速旦那様に、-73-カッパから聞いた薬の秘法をていねいにお話ししました。日一那様は半信半疑でしたが、その通り薬を作り患者さんにつけてみました。するとどうでしょう、とてもよく効き日に日に患者さんの数が多くなり、行かなくても済むようになりました。おったおばさんは、薬草摘みにみんなが待っていた村のお祭りの日が近づいて来ました口毎年お祭りには、お相撲さんの取組