ブックタイトル潮来の昔話と伝説

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概要

潮来の昔話と伝説

大漁石江戸時代から明治大正中期にかけて外浪逆浦は周辺集落の貴重な漁場であり、半農半漁で生活を主な種類は、鰻、鯉、生子、鮒、絵、ハゼ等で漁獲する魚によって針も異なり、延縄漁といわれた。昭和の初期ごろから波崎町から動力船で網を利用して鰻を獲る漁法が取入れられて、春、夏、-75 -秋に夜間漁業で収入も大きく伸びた。鰻が生息する漁場は限られていた。水深一米は岸であり、水深一米五十から二米位が「ミヨコパ」でこの穴場漁師のO氏兄弟も夕飯後出漁し操業を始めたが不漁、今夜は漁獲がないと思いながら操業を続けていた所、子供の頭位の石が網に入った口いつもだと、石等は川に捨てるのだが、何気無くその石を船に積んで操業を続けた。すると驚く程、鰻が網に入り始めた。東の空が明るみ始めるころ、数十隻もの漁船は帰ってくる。不思議なこの石のお陰で毎晩、豊漁が続いたのである。0氏は現在も家宝の石として保存している。(延方)