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> 青少年読書感想文全国コンクール 平成17年度





小学校 低学年の部


書名 出版社
ないた 中川ひろたか 長新太 金の星社
いちにちいっかいぼくはなく。どうしてだろう?
おとなはどうしてなかないんだろう?
中川ひろたか&長新太の人気のコンビがおくる傑作絵本。
バスをおりたら・・・ 小泉るみ子 小泉るみ子 ポプラ社
バスにのりたい!らくちんだろな。
学校のかえり道、おもわずとびのった。でも、わたしがみたけしきは!?
バスにとびのったことで、まいごになってしまった女の子。
不安な心の動きを描いたお話。
ひ・み・つ たばたせいいち 童心社
「おばあちゃんの願いごと、きっとかなえます」。
天国のおじいちゃんとダンスがしたい、そんな願いを叶えるために、
ゆうきが出会ったドキドキの冒険、あつい友情、深い思いやり。
子どもたちに伝えたい、大切なもの。
アリからみると 桑原隆一 栗林彗:写真 福音館書店
著者が開発した不思議なレンズで、アリの目を通した世界をのぞく。
草むらに出ると、普段は小さく見えていた
トノサマバッタの大きな足や、クワガタの角にびっくり…。
そこには今までとは違った世界が広がっていた。

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小学校 中学年の部


書名 出版社
かげまる 矢部美智代 狩野富貴子 毎日新聞社
かげまるは元気な影の子ども。ずっと仲良しだったけんた君が、
最近はいくら話しかけても返事をしてくれない。
一人前の影の子になって、また、
けんた君に気づいてもらおうと、かげまるは旅に出る…。
いえでででんしゃはこしょうちゅう? あさのあつこ 佐藤真紀子 新日本出版社
家出した子なら誰でも乗れる「いえでででんしゃ」。
故障しているはずの「いえでででんしゃ」が空を飛び、
ふたたび旅に出たさくら子たちが見たものは戦争だった。
そんな地球から、今度は「でんしゃ」が家出する…。
犬ぞりの少年 J・R・ガーディナー
久米穣:訳
かみやしん 文研出版
病気のおじいさんの世話をするウィリーは、
農場を守るために愛犬と犬ぞりレースに出場することに。
しかし参加者の中に無敵の先住民、山の巨人ストーン・フォックスが…。
ウィリーは勝つことができるのか。
スズメの大研究 国松俊英 関口シュン PHP研究所
スズメはいつも人間の近くにいて親しみのある鳥。
けれど、何を食べ、どこに巣を作り、どんな生活をしているのか、
本当の姿は意外と知られていない。
みんなの知らないスズメの生態から人間との関わりまでを探る。

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小学校 高学年の部



書名 出版社
歩きだす夏 今井恭子 岡本順 学習研究社
とうとう夏休みがきた。加奈子は北海道のパパのもとへと飛んだ。
ところが、空港で出迎えていたのはパパだけではなかった。
パパに寄り添うようにして若い女の人が立っていた…。
第12回小川未明文学賞大賞受賞作品。
空のてっぺん銀色の風 ひろはたえりこ せきねゆき 小峰書店
つかさはある日、ひ弱な少年おとめを探しているうちに、
「帰らずの森」に入りこんでしまった。そこで見たものは……。
少年の心の動きを描く。
ぼくらはみんな生きている:都市動物観察記 佐々木洋 佐々木洋:写真 講談社
テレビ朝日系列「ワイドスクランブル」の「東京サファリ」で
大人気のプロ・ナチュラリストを職業とする著者が、東京に住む野生動物と、
人間との関わり方を環境問題を中心にわかりやすく解説する。
アレクセイと泉のはなし 本橋成一 本橋成一:写真 アリス館
チェルノブイリ原発事故の影響で、
放射能で汚されてしまったアレクセイの住む村。
でもそこには村の人々や生き物たちの命を繋ぐ奇跡の泉がある。
泉の聖なる水が、村人たちに力を与え続ける様子を写真と文章で綴る。

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中学校の部


書名 出版社
秘密の道をぬけて ロニー・ショッター
千葉茂樹:訳
あすなろ書房
10万人もの逃亡奴隷を助けたといわれる秘密組織〈地下鉄道〉には、
「駅長」と「車掌」、そして小さな「駅員」がいた…。
今から150年ほど前のアメリカを舞台にした、
逃亡奴隷を助けた一家の物語。
鬼が瀬物語 魔の海に炎たつ 岡崎ひでたか 小林豊 くもん出版
鬼が瀬は、房総半島南端の沖合いの浅瀬で、
黒潮がその流れや速度を複雑に変えたりする魔の海域だった。
明治初期、漁船改良の夢を一途につらぬく船大工・満吉の
壮大な物語の幕明け。
甦れ、ブッポウソウ 中村浩志 山と溪谷社
千年にわたり霊鳥とされながら、日本で絶滅しかけているブッポウソウ。
その謎に満ちた生態を、丹念なフィールドワークで解き明かす。
日本の森にブッポウソウ復活を願う、熱きメッセージ。

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高等学校の部


書名 出版社
村田エフェンディ滞土録 梨木香歩 角川書店
1899年、トルコ。遺跡発掘の留学生村田君の下宿には、
英国の女主人、ギリシャ、ドイツの若者がいて熱い交流があった。
宗教、民族、国家の根っこから人間を見つめ、
その喜びと苦難を描いた青春小説。
天国の五人 ミッチ・アルボム
小田島則子:訳
田島恒志:訳
日本放送出版協会
83歳のエディは一瞬の事故であっけなく死んだ。
妻に先立たれ、子供もいない。仕事も希望どおりではなかった。
彼の人生はなんの意味もなかったのか…。
しかし、その死は本当のおわりではなかった。
この物語はおわりから始まる。
彼を天国で待っていた五人の人物とは?
エディが最後にたどりついたものは。
アフガニスタンに住む彼女からあなたへ:望まれる国際協力の形 山本敏晴 白水社
世界で一番難民の多い国に開設した診療所での奮闘の日々…。
イランのアフガン難民キャンプで出会い、現在は故国の病院で働く少女との
医療援助活動を通して、国際協力の意味を問いかける1冊。

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