潮来市立図書館>おすすめの本>課題図書・推奨図書
> 青少年読書感想文全国コンクール 平成19年度 |
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小学校 低学年の部
書名 |
作 |
絵 |
出版社 |
おじいちゃんのごくらくごくらく |
西本鶏介 |
長谷川義史 |
鈴木出版 |
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お風呂につかる時、口癖のように「ごくらく、ごくらく」と言うおじいちゃん。
ゆうたに、「幸せな気持ちになること」だと教えてくれる。
ふたりは一緒に温泉に行くはずだったが…。
死別に出会う子どもを描く絵本。 |
ハキちゃんの「はっぴょうします」 |
薫 くみこ |
つちだ のぶこ |
佼成出版社 |
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朝の発表で何を話すか悩んでいたハキちゃんは、クラスメイトの
よねだ君から「カナヘノサウルス」という生き物を見せてもらって…。
豊かで自由な子どもの発想を描いた、おかしさ満点の傑作童話。 |
ぼくのパパはおおおとこ
:せかいいちのパパがいるひとみんなに |
カール・ノラック
いずみ ちほこ:訳 |
イングリッド・ゴドン |
セーラー出版 |
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ぼくには大好きな大男のパパがいる。
パパのくしゃみは台風みたい。
サッカーのキックはお月さまに届くほど。ぼくがこわい時は、
いつだって大きな腕でぎゅうっと抱きしめてくれるんだ。
きみのパパも大男かな…。 |
はっぱじゃないよぼくがいる |
姉崎一馬 |
姉崎一馬:写真 |
アリス館 |
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庭や垣根の植え込みや公園、
近くの野山を歩けば出会える様々な葉っぱ。
ホオノキやカツラ、シウリザクラなど何か特別な命があるように
感じる穴がある葉っぱの写真絵本。
日本の森を撮り続ける姉崎一馬の待望の1冊。 |
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小学校 中学年の部
書名 |
作 |
絵 |
出版社 |
りんごあげるね |
さえぐさひろこ |
いしいつとむ |
童心社 |
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大切に飼っていたインコが死んだ。
お墓をつくってインコを埋めたが、カラスに墓を掘り返され、
死んだインコを食べられてしまった。
翌日、再びお墓へ行くとまたカラスが来たので、
石を投げつけるとカラスに当たり…。 |
ピトゥスの動物園 |
サバスティア・スリバス
宇野 和美:訳 |
スギヤマ カナヨ |
あすなろ書房 |
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病気のピトゥスを救うため、5人の仲間が考えたのは
1日だけの移動動物園。
やがてそれは、町をあげての一大イベントに…。
涙と笑いの友情物語。
スペインの子どもたちに熱狂的に支持されている国民的ベストセラー。 |
干し柿 |
西村 豊 |
西村 豊:写真 |
あかね書房 |
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干し柿を知っていますか?
しぜんと人とが作りだしたあまくておいしい食べ物です。
でも、もともとはとってもしぶい柿だったのです。
どうやってあまくするのでしょうか。 |
ゆりかごは口の中
:子育てをする魚たち |
桜井 淳史 |
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ポプラ社 |
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口いっぱいにたまごをふくみ、えさも食べずにがまんがまん。
ようやくふ化しても、危険がせまると、親はこどもたちを口の中へ。
ひとりだちまで、口の中はゆりかごだ。
そんな子育てをする魚たちがいる。
なぜ?それは、進化した方法なのか?
いくら飼育しても見つからない答え、疑問はふえるばかり。
だったら、この目でたしかめるしかない!
ついに、飼っていた魚たちのふるさとアフリカのタンガニーカ湖に飛んだ。
そして、そこで見たのは…。 |
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小学校 高学年の部
書名 |
作 |
絵 |
出版社 |
七草小屋のふしぎなわすれもの |
島村 木綿子 |
菊池 恭子 |
国土社 |
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ブナやコメツガの森に囲まれた七草小屋で、
草介は不思議な忘れ物の箱を見つけた。
箱の中にはオカリナ、バッヂ、風車…。
奇妙な忘れ物に呼び寄せられるように訪れた、
山の住人たちと草介との風と土の香り溢れる物語。 |
両親をしつけよう! |
ピート・ジョンソン
岡本 浜江:訳 |
ささめや ゆき |
文研出版 |
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どうやら変なところに引っ越してきたらしい。
ルーイは新しい学校に転校してきた途端、
そこがとんでもないところだと気付いた。
隣近所のお母さんも、学校の先生たちも、
勉強と成績のことしか考えていないようで…。 |
平和の種をまく
:ボスニアの少女エミナ |
大塚 敦子 |
大塚 敦子:写真 |
岩崎書店 |
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日本から眺めていたときは、あれほど遠い国だと思っていた
ボスニアで、つくづく実感したのは、
「ボスニアの戦争は決して他人事ではない」ということです。
民族の対立という点だけに目を奪われると、
ボスニアのような多民族国家ではない日本には関係ない話、
となってしまいます。けれど、著者が現地で学んだのは、
どの国にも通じる普遍的な事実でした。 |
あきらめないこと、それが冒険だ
:エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険! |
野口健 |
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学習研究社 |
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25歳の時に世界7大陸最高峰登頂に成功した野口健は、
その後、エベレストや富士山の清掃登山をはじめとする
環境保護活動に精力的に取り組んでいる。
そんな彼から子どもたちに伝える、地球環境のメッセージ。 |
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中学校の部
書名 |
作 |
絵 |
出版社 |
レネット
:金色の林檎 |
名木田 恵子 |
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金の星社 |
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チェルノブイリ原発事故の前日に生まれた海歌。
12歳で死んだ兄・海飛。
息子の死を背負って生きる父。父を責める母。
そして壊れかけた家族を繋ぐ原発被災者の少年セリョージャ。
9年の時をかけて彼が残したものは。 |
一億百万光年先に住むウサギ |
那須田 淳 |
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理論社 |
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中3の翔太と同級生のケイ。
転校生マリーが、老人の家から現金を盗んだ犯人にされたことで、
その疑いをはらすため、協力し合うことに…。
YA文学の旗手が湘南を舞台に描く、
限りなくイノセントな青春ストーリー。 |
世界一おいしい火山の本
:チョコやココアで噴火実験 |
林 信太郎 |
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小峰書店 |
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食いしん坊の火山学者・林信太郎が、
数々のおいしい実験を通じて火山のしくみをやさしく説明。
火山のめぐみを生かしつつ、上手につきあっていく方法を紹介。
また万が一、噴火に遭遇したときの心得も伝授する。 |
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高等学校の部
書名 |
作 |
絵 |
出版社 |
てのひらの中の宇宙 |
川端 裕人 |
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角川書店 |
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ミライとアスカ、2人の子どもたちと暮らすぼく。
妻は、再発癌で入院した。
子どもたちが初めて触れる死、それは母親の死なのだろうか。
地球の生命、その果てしない連鎖。
死は絶望でないと、どうやって伝えたらよいのだろう?
生命のつながり、心打つ宇宙小説。 |
ぼくたちの砦 |
エリザベス・レアード
石谷 尚子:訳 |
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評論社 |
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イスラエル占領下のパレスチナ。
十二歳の少年カリームの夢は、
サッカーの世界チャンピオンになること。
外出禁止令が解除されると、瓦礫の山を片づけて、
さあ、サッカーの練習だ!
ここが、ぼくたちの砦なんだ!
―過酷な環境の中、いつか自由を、と願いながら、
明るく生きる少年たちの物語。 |
泣き虫しょったんの奇跡:
サラリーマンから将棋のプロへ |
瀬川 晶司 |
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講談社 |
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年齢制限のためプロ棋士の夢を断たれながら、
その絶望から這い上がった男と、
彼を支えたウソみたいにいい人たちが
将棋の世界に起こした奇跡。
生い立ちから決戦までの秘話満載、
万人の胸を揺さぶる感動の自伝。 |
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