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ページ数 |
335p |
サイズ |
15cm |
価 格 |
660 |
分 類 |
913.6 |
件 名 |
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ISBN |
978-4-7747-2704-2 |
内容注記 |
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内容紹介 |
親の遺した蓄えを食いつぶし、食い詰め浪人になるのも明日かという、無役の旗本・桐野辰蔵。だが辰蔵は、その飄々とした暮らしぶりとはうらはらに、練達の剣の持ち主だ。ある日、辰蔵が幕府評定所の役人・吉川藤十郎から依頼されたのは、世の中の悪党を秘かに成敗する影始末の仕事だった。なぜ自分が、と訝りながらも、背に腹はかえられない。辰蔵は仲間となった元牢屋同心の源吾とともに、探索に取りかかる。狙いは、南町同心・沢田半兵衛。沢田には、旗本一家殺しの下手人を手引きした疑いがかかっていた。町方と賊の結びつきに疑問を抱く辰蔵だが、調べを進めるうち、事件の裏には禄を失った武士の悲哀が…。痛快時代活劇の傑作! |
著者紹介 |
1955~ |
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