ブックタイトル潮来町史

ページ
130/1018

このページは 潮来町史 の電子ブックに掲載されている130ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

潮来町史

原始・古代20m10Eており、三八軒の住居跡が118確認されている。本遺跡においても多くの重複が見られ、塙遺跡同様三時期に分けることができる。住居跡大賀立野遺跡住居配置図の規模は二・五i七・三メlトル程の方形のものが見られ、北西壁中央部にカマドが付設されているものが多ぃ。本遺跡の古い段階の集落は、散発的に大型住居跡第1 -47図や中型住居跡が一軒単位で構成されているのに対し、新しい段階は一軒の大型住居跡に二、三軒の中・小型住居跡が一単位で構成されている。}のように、本期の住居に分けることができる。}れらの住居跡は全て方形で、規模は第八号住置・面積から時期が新しくなるにつれて、大型住居跡と中・小型住居跡跡は中期的様相の住居配二号住←第て八号住←第三号住)しており、少なくとも後期を三時期居跡が最も大きく一辺七メートル程で、最小の第三号住居跡は一辺四・をセットとする配置に変化し、には住居跡の小型化が進む。一軒当たりの面積も小さくなり、全体的五メートル程である。また、北西壁中央部に砂質粘土で構築されたカマまた、ほとんどの住居跡の北側の壁の中央部にカマドが付設されるよドが付設されている。うになる。大賀立野遺跡は、行方台地の南東部の北浦に面した舌状台地に立地し