ブックタイトル潮来町史
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潮来町史
世碑にも刻まれ、大生神社を訪れる多くの人に語り続けているのである。264さでもう一つは、大生字松輪七五三番地外に所在する新城跡である。中鳳嵐城跡の東側の谷津を挟んだ対岸で、延命院の裏山にあたる標高三五皿メートルの台地上に位置し、方形館祉を取り囲むように土塁と思われる遺構が確認できる。しかしこの城に関する伝承はなく、城主、築城時期など、現時点では一切不明である。もっとも将来、発掘調査等により、考古学的見地から検討が加えられるならば、その規模や築城法あるいはその使用時期などの特定が、可能になるものと思われる。