ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

一族の家督争いに介入し、天正九年(一五八一)には、義清を謀殺した清盤として戦国大名に成長した。また、清和源氏の重通の代、結城晴朝の妹を妻に迎え自分の妹を鹿島義清に嫁がせ、鹿島佐竹氏の領国拡大陸国北部の奥七郡と称される地域をその領国の基(水戸市)、戸村(那珂町)等で合戦を展開する事態もおそきしてい、る。佐竹氏は、太田城(常陸太田市)を本拠地とし、常小田氏と結ぼうとする佐竹義昭の動きに対し、結城氏と結んで大部平け渡し、結城城へ逃れて行くのである。の軍事拠点とする。しかし、天文十六年(一五四七)から十九年にか義け宣、による水戸城攻略によって、一六O余年に及ぶ江戸氏の本拠地を明社付近(大洗町)に誘殺して小幡城を奪つ取いしに、南方(小田氏対策)への影響力が増大しつ、いに天正十八年一(五九O)の小田原平定後、佐竹進するさ。らに、忠通の代、天文元年(一五三二)には、小幡義清を酒烈内紛が起こり、これを契機に戸江氏の勢力は急速に衰退し、益々佐竹氏戦う等、南進拡大も進め、江戸氏の地位の向上と支配領域の拡大化を推あるが、天正十六年十二月、いわゆる「神生の乱」と称される江戸氏の竹氏を背景に南方の諸氏と対立する中で戦国期の領主化を推進するので第I-3表小貫大蔵宛行状一覧月日給地名知行高給人名典拠8,1小井戸(石岡市) 50石助川隼人県史料5ノ〆真木の11野上彦一郎f〆411まきの11石川出羽(光教)11411 11 11石川出雲//28,15小玉(緒川村) 100石田村修理亮114/〆大岩(緒川村) 50石清水兵部少輔(貞国)ノ411門井(御前山村)〆'/中田弥左衛門尉(満直)〆'/4〆中の(金砂郷町) 11中田左衛門尉五郎(直家)114ノ〆11 11青柳大学(忠吉)〆'/4〆'/長くら(御前山村〕ノ青柳甚平(道吉)114ノ11〆11青柳右京11411〆11 11きし藤五郎(盛家)114ノ長倉(〆ノ中田弥左衛門〆'/4ノ11 115石森戸太郎左衛門114ノ長くら( 11 50石河澄新九郎11211ノfノ10石長山左京亮〆'/2ノ中の(金砂郷町) 50石長山太郎兵衛112/ノ関11川澄丹後f〆2*8,20島崎(牛堀町)〆'/坂藤次衛門112* 11茂木掘之内( 11 ) 5石小島与七郎行方諸家*は小賀太蔵単独署名,r茨城県史料中世編!-!VJ. r行方郡諸家文書JC写真版)より作成年間にわたり、府中(石岡市)の大嫁清幹と抗争をくり返して行く等、佐天正十三年十一月、小幡対馬守が大嫁氏に内通したことに端を発して四秀・貞信兄弟を下総に追放し、末弟通晴に家督を嗣がせている。また、知fT第I -4表地上小瀬(緒川村)下小瀬11名野口平(御前山村)野口大畑(11)北塩子(大宮町)西塩子(11)下高倉(水府村)上高倉(11)中染(11)東染(ρ)西染(11)池辺(笠間市)杉崎(内原町)青柳(水戸市)島崎いたこ(潮来町)(11)のぶかた( 11 )皿小貫大蔵知行地一覧知行石高1365石8斗251石4升619石9斗4升100石5升909石8斗6升469石7斗6升949石1斗2升570石8斗2升673石9斗6升354石8斗6升331石l斗3升520石2斗3升570石7斗333石8斗5升448石2斗213石1斗6升「文緑5年御雌i[納帳Jcr真壁町史料中世編lJ所収〉より作成中納銭高180貰文52貫720文56貫文16貫500文89貫文66貫200文127貫700文70貫文102貫924文41賞175文45貫453文50質文63貫950文30質文53貫文92貫368文世266