ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

IV近世第IV-22表大洲新田年貢割付一覧表号|高村高田取畑屋敷取回免畑免備考水害砂置川欠御樹木畑石石石石石正保2年(1645) 201. 156 192.320 8.836 1. 5 1. 1明暦1年(1655)"88. 500 103.820 " 1. 9 1. 0覧文5年(1665) " 192.320"1. 9 1. 2延宝3年(1675) 202.920 194.084 " 1. 4 1. 3貞享2年(1685)" " " 1. 3 1. 0H元禄8年(1695)"" 1. 8 1. 0宝永2年(1705) 228. 133 100.878 64.269 28. 937 34.039 1. 2 1. 2正徳5年(1715) 200.606 " 0.180 98.052 38. 105 1. 9 1. 1見取高9俵享保10年(1725) 212.654 3.408 " "94.714 50.083 " "他に見取高9俵享保20年(1735) 279.109 3.874 62.934 0.121 " 136.172 75.828 2.3 1. 4延享2年(1745) 278.073 19.529 9.177 " " 157.237 91. 766 2.7 1. 8宝暦5年(1755) 289.843 15.929 " " 182.404 91. 510 3.3 1. 7明和2年(1765) 314.250 " 0.244 214.860 99.025 " 1. 6安永4年(1775) 353.051 " "237.523 115.163 3.1 1. 5天明5年(1785) 367.233 " " 252.088 114.780 2.9 1. 2寛政7年(1795) " 31. 022〆"221. 066 " 3.1 1. 3文化2年(1805) 381. 593 " " 268.162 113.066 " 1. 0文化12年(1815) 416.389 " " 292.145 123.879 " 1. 4文政8年(1825) 421. 294" "301. 421 119.508 " 1. 8天保6年(1835) 424.523 44.810 " " 260.932 118.416 " 1. 6弘化2年(1845) 673.363 482.067 * 11. 357本*0.75 0.251 73.463 106.150 2.1 1. 0 *畑屋敷免字率御蔵地安政2年(1855)〆," "" 555.530 " "!l!応1. 2I年(1865) 676.543 12.000 " " 557.739 106.478 " "各年「大洲新周年貢事l付状J(大洲区有文書)より作成る。この年貢率は大洲新田の生産力が高まり、本田並の年貢を負担する(一八二O)の二ツ九分をのぞき、他はすべて三ツ以上の高率になってい(一七五i六一三)以降は、文化十一年一(八一四)の二ツ八分と文政三年延三年(一七五O)の平均年貢率は二ツ四分五厘となる。さらに宝暦期(一七二ハ1三五)に入ると高率に転じて、享保二十年(一七二七)から寛新田開発を保護援助する意図があったと考えられる。しかし、享保期どによる生産力の低さであるが一面には開発途上にあったこの地域のることからみてもかなり低率である。}の低率の原因は頻発した水害な新田を平均した年貢率が、田方が二ツ三分七厘、畑方二ツ二分九厘であ六・五パーセント)となる}れ。は、享保十四年一(七二九)の水戸藩領の二分を最高として、)の期間の平均年貢率(平均免)は一ツ六分五厘(パーセント)を最低、承二応年(一六三五)と明暦二年(一六五六)二のツ(一七二三)までの約八0年間は、万治三年(一六六O)の一ツ五分(一五先ず田方の年貢率についてみると、正保二年(一六四五)から享保八年その傾向を知ることはできよう。三年間隔なのでグラフから各年の動きをみることはできないおがお、よ第W詑図は大洲新田の年貢率を三年間隔にグラフ化したものである。極めて低率である。ぺて低率であるが、大洲新田の年貢率は水戸藩領の他の新田と比較してから幕末期まで一貫して低率である。一般的に新田の年貢率は本田比に年貢率の変遷年貢割付状に記載される大洲新田の年貢率(免)は、初期阻害し、上・中流域沿岸諸村の水害を頻発させる要因となったのである。た新田集落は、常に水害に苦しめられながら一方では利根川の流水をし菰たのも植の出とし思をわ禁れ止るす。る皮等肉、な厳こしといに取潮り来締周り辺をの行低なっ湿た地こをと開が発大しき形く成影さ響れ358