ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

世である。424宝永元年(一七O四)に水戸藩は、則震のために穏居所(祥雲寺)をあた近えて厚遇した。則需の死から六年後の正徳五年(一七一五)、祥雲寺は則宗寺と寺名を改め、長勝寺の末寺となった。W現在長勝寺には、阿弥陀三尊像を本尊として安置する本堂と、禅宗様式の特色をよく伝える山門、そして水戸徳川家ゆかりの品々を収蔵する、冗禄年間建立の庫裡や書院が残されている。また鎌倉円覚寺に住んだ、中国からの渡来僧清拙が由来を刻んだ、北条高時寄進の古鐘がある。