ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

世近第四節争乱の参加者たちIV水戸藩では、天保改革期より改革派家臣団が村吏村人と尊痩運動豪農層と協力関係を結ぶことにより、農村での改革政治を推進してきたことから、民衆の政治的自覚はじよじよに高まっていった。加えて、安政年間の開港による貿易の影響は、その日常生活に大きな影を落とし、政治への関心はいやが上にも高まりをみせる。このような情況のなかで、天保期・安政期の藩政改革を担った改革派が尊嬢派へと移行すると、村の指導者層もその影響を受け、水戸藩領内の民衆は、尊嬢運動に積極的に参加するようになっていった。そしてその運動の拠点となったのが、安政年間に各地に設立された郷校であった。小川、潮来に湊を加えた三郷校はもっとも尊嬢運動が激しかったところで、当時「三館」と称されていた。慶応元年に記されたとおもわれる「潮来郷村々三館詰人名控」(須田家文書、茨城県立歴史館蔵)には、村別に「三館」(詳しい記載はないが、この場合、潮来郷校をさすと考えられる)に詰めていた人びとの名が記載されている。当町域に関するものを抜粋すると、次のとおりである(原文書は横一列記載)。潮来村上壱丁目平助伝兵衛義介友右衛門栄次郎茂/\弥~刀て八七次兵衛藤七藤兵衛下壱丁目庄介佐七利兵衛蔵義弐丁目丁目四丁目五丁目六丁目七八丁目浜壱丁目大洲村辻直定兵衛惣平平重四郎俊卯之介権兵衛安権安清新卯之介圧戸g.吊定兵衛利兵衛亀太郎民村五郎左衛門弥兵衛六右衛門七藤勘郎介忠=七cl甚兵衛/\吉右衛門助要長五郎介幸藤四郎字兵衛蔵源蔵長郎蔵梅田宗斉士口直蔵四郎衛門佐兵衛介清七弥義嘉兵衛利右衛門蔵蝦子蔵市郎芳兵衛道土口次蔵介士口介介介敬金兵衛新勝芳文左衛門佐孫忠兵衛戸u,.吊松巳之介伊郎徳二郎林清半兵衛久良青二郎干行佐清忠士口464蔵長郎蔵栄七蔵源次郎助惣七士口長二郎藤蔵士口末士口蔵十兵衛次八五郎三郎義重蔵勢兵衛七清清兵衛助平口蔵敬兵衛平七蔵介久助蔵重五郎