ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

自然環境アヤメ第1-7表アヤメのなかまの比較ハナショウプカキツ.ノ、タ適地乾燥地,傾斜地,畑など湿地,多湿な焔低湿地,水辺新芽赤色緑色緑色葉細い5-10mm葉の中央の筋隆起していない広い20-30mm筋はっきりし隆起する広い20-30mm筋隆起せず目だたない花色紫多く,ときに白紅紫,紫,淡紅,白,絞りなど変化多し原種は碧紫色栽培種変化多し花被外花被基部に網状脈あり,内花被は小さく直立性つけ根太い外花被先端に丸み基部にわずかな黄斑内花被直立または斜め外花被先端尖り基部に黄斑内花被細長く直立性開花期5月6月5-6月花茎中空中実中空図は水雲、艶扇、利根の光、その他いくつかがあり関係者の努アヤメ数種といったところである。潮来で作り出された種に一OOO種、カキツバタ三O種位、アヤメ数種、その他原種現在潮来で栽培されているハナショウプは細かく分けて約が咲き誇っている。に至っている。総面積約三ヘクタール、約五OO種のあやめ更に浅間下あやめ園、常陸利根川あやめ園と増設され、現在である。昭和四十八年には前川町営アヤメ園として拡張され、が潮来ホテル前に二アールのあやめ園を開設したのが始まりやめは姿を消した。戦後本格的には昭和三十八年現関鉄(株)などの岸に植栽されていたが、戦中は食糧増産の体制下であ太平洋戦争前花菖蒲は、常陸利根川べりや前川沿い、江間りについてふれてみよう。潮来におけるあやめの栽培、そしてあやめ園のうつり変わ較してみることにした。しくはアヤメ、ハナショウブカキツバタを例に一覧表で比時期に黄色い花をつけるキショウブぐらいのものである。詳る。まこもの中でよく見かけるあやめの仲間といえば、早いの中には咲かず、かえって乾燥ぎみの山野に咲く花なのであ「まこもの中にあやめ咲くとは:::」の唄もあやめはまこもあやめの仲間も種によしゅって生育環境を大変異にしており、化され種類の最も多いものはハナショウプである。キツパ夕、ハナショウブ等あやめの仲間の総称であり、園芸一口にあやめとよばれているものはイチハツ、アヤメ、カて運ばれ広まっていったと考えられる。50