ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

とす女子の副業は機織の外一般に輩織に従事す大字築地貝塚江寺は農業を以て生業となすもの過半を占む前川付近の住民は漁業を副業を明らかにすること能はす然れとも商業専業のものは甚た少くして【津知村】生業大字辻は県道に沿ひて商家軒を列ね潮来町と境界況を見てみよう。田表V-34表種類別耕地面積(昭和4年)普通畑桑畑茶畑果樹畑その他言十田I町町町問I田I町潮来町553.2 84.l 9.8 1.1 0.9 95.9(87.7) (10.2) (1.1) (ー) (1.0) (100)津知村192.l 46.5 21.0 0.2 O.l 67.8(68.6) (31.0) (ー) (0.3) (O.l) (100)大生原村317.0 100.8 15.l 0.5 0.6 0.6 117.6畑(85.7) (12.8) (0.4) (0.5) (0.5) (100)延方村800.387.511.00.40.40.39.6(87.9)(1.0)(0.4)(0.4)(0.3)(100)計1862.6318.956.92.01.21.9380.9(83.7)(14.9)(0.5)(0.3)(0.5)(100)茨城県95017.7 87 166.3 30416.7 433.l 1059.5 707.2 119782.8(72.8) (25.4) (0.4) (0.9) (0.6) (100)行方郡5863.23255.l1121.1 8.320.319.34424.l(73.6)(25.3)(0.2)(0.5)(0.4)(100)内閣調ft局『附和4年農業調査結果報告』より作成V近現代量豊富Eつ資本金を要することなく其作業の如きも農閑或は風雨等失はす殊に製廷業の如きは原料を自家収得の藁を以てするが故に其養鶏業は二千二百円にして此等副業は我村の経済を補ふ大部たるを示する所によれば製延産額は一ヶ年六千五百円養蚕業は四千八百円副業の奨励本村唯一の副業は製輩養蚕養鶏にして今統計調査の指ものあり近来馬耕牛耕の行はるるは喜ぶべきことなりて之に代用するもの少なからす文鶏家鴨の多きは数十羽を飼養する畜産の状況畜産としては馬を駄馬用に飼養し或は近来朝鮮牛を以額又少なからす飼育者と離も専心研究して改良を加へつつあるを以て失敗者少し産は大字築地にありでは稚蚕共同飼育を行ひ成績良好なり文共同外の法は共同購入者割合に少く各自仲買商文は製造家より購入す飼養法か供給地は長野県最も多く本県福島群馬及び北海道之に亜く購入方蚕業状態春蚕中最も多く飼育するものは又昔青熟中巣等にして之子にして原料は各自収納せし藁を以て織廷す係を及ぼさざる範囲に於て之を営まざるべからず製藍業は多くは女副業の種類養蚕業製蓮業なれとも主業は米作にあるを以て之に関記すべきものなしや軽視す可からさるに到れり然れとも其方法状態等車純にして特に加の傾きあり又農闘を利用し製廷を営むもの漸次に増加し其所得今趨勢と各自経済の円満とを計りたる養蚕業の有利なるを認め漸次増副業の状態本村に在りでは古来副業なるものなかりしか近世世の略ほ辻に同じなり農閑副業は木炭を製造し又槙薪等を製して販売す女子の副業は山野にあるを以て皆何れも農業に従事しEつ養蚕の業亦極めて盛大678