ブックタイトル潮来町史
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潮来町史
和五年四月六日)り藍玖品評会を開催して向上発達を計る筈で準備を進めてゐる(昭多き生産高の最も多い延方村では来る十五日頃並に農会が主催となし嫁入仕度の準備に貯蓄する状態となってゐるが同郡内で斯業者の融を円滑ならしめ婦女子達は家事手伝いの傍らこれ等の副業に従事百万枚価格五十万円に達する盛況を呈し不景気のうちにも農家の金いて副業の王といはれてゐる輩出帆の生産は年々進歩して今や年産五【藁工の副業で嫁入仕度年々発達する行方地方輩出】帆行方郡にお藍玖生産の盛況ぶりを見ておこう。び、当時の「いはらき」新聞にたびたび紹介されている。その記事から、る藍玖製造は、全県的にも注目を浴第V-35表米生産品町村名水稲陸稲V昭和10年米麦生産高梗米嬬米綬米精米近現麦生産品大麦線麦小麦石石石石石石石潮来町9419 1018 6 1 104 19 821津知村2322 135 14 80 170 105 423大生原村3446 205 4 235 550 243 922延方村12088 699 24 35 528 464 551言十27275 2057 42 356 2352 931 2717『附和十年茨城県米麦陵額統計』より作成.高を誇った。}の延方村を中心とす米生産額の三五パーセント弱の生産も最大の生産地であった延方村では、割の数値を示すことである。なかで廷玖生産価額が米生産価額の二1し}れらの表で注目すべきことは産価額の圧倒的部分を占める。しか地帯の潮来町域では米生産が農業生一方、極めて当然のことながら水田は藍玖の四分の一に過ぎなかった。麦生産の低位が見られ、生産価額でる。また畑面積の僅少性を反映して価額の二割にも満たなかったのであ代る)。収繭価額でも後述の藍玖生産【行方廷が引張り凧農家は全く不景気知らず】行方郡地方におけ技会を催し益斯業奨励の計画を樹てつLあると(昭和六年五月九日)極力生産を奨励しつLあり一方郡農会にては郡下生産人の藍玖織競合議のうへ相当枚数を生産した者に対し福引にて賞品を呈するなどの有様となり幾分値段の向上を示し殊に本郡問屋全部(十二三軒)はくこれがため近時著しく生産不足表V-36表昭和10年米麦生産価額(推計〕米生産価額麦生産価額町村名水稲陸稲梗米精米綬米精米百十大麦裸麦小麦百十円同円l斗円円円円円潮来町259210 31150 159 290519 8754 1 17 10106 19977津知村63901 4 131 325 2122 70479 1348 986 5207 7541大生原村94834 6273 93 6234 107434 4361 2281 1 350 17992延方村332661 21389 557 928 355535 4187 4357 6783 15327の安値で他の副業に転ずるもの多計750606 62943 975 9443 823967 18650 8741 33446 60837万円に急転直下し生産家はあまりで昨年度は約百五十万枚価格十とする盛況だったが昨今の相場安枚(約三十万円)を容易に突破せん数量は数年前まで年額二百二十万地方農家の有力な副業荏玖の生産品不足で郡農会が力癌】行方郡【行方地方の延臥副業奨励近時に導きつLある(昭和六年二月七日)を以て不景気の農村を極めて有利使用する関係上生産費を要せ、ざる農閑の利用と自家生産の原料藁をる盛況にて市価極めて低廉なるもて一月中の生産高五万枚を突破す来り延方村の如きは一ヶ村だけにる輩出帆の生産は昨今激に急増加し行方郡地方において唯一の副業た【行方地方建臥副業として有利】680