ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

変わる潮来地方第5章商業地域(一九・九ヘクタール)内洲、浜町、上町及び下町の一部、県道潮来、佐原線沿いの両側奥行二0メートルで関東銀行以西の区域住居地域(一二八・一ヘクタール)商業地域を除いた旧潮来、辻の市街地の大部分及び荒久、大塚野、新内洲の区域準工業地域(一六・五ヘクタール)ナイルス潮来工場附近で国道五一号線以北で、国鉄鹿島線予定地時ij川より望む臨海上業地帯までの区域これら地域は、それぞれ、建築物の種類、面積、高さについて規制が加えられる。用途地域は、昭和四十八年十二月二十八日の県報告示で、新しく指定された。商業地域と住居地域とが細分されている。指定された用途地域のうち、潮来町では、住居地域が群を抜いて広範聞にわたっているが、」れは臨海工業地帯の後背地に位置づけられた当第V-80図町としては、当然の帰結であった。早くも昭和四十三年初頭の「広報いたこ」は、「かねてから用地買収を進めてまいりましたが、先般関係地主、耕作者及び関係者各位の絶大なご協力により買収交渉がまとまり、住宅用地が」延方地区大山に決定したと伝えている(「広報いたvこ第四一号)。ここは「延方諏訪神社の西方にある高台で、前に北浦を見下し、はるかに鹿島港まで見渡せる風光明びなところで」あり、「予定されている国鉄延方駅に近接し」、まさに住宅団地としては最適地であった。この団地に入る進出企業は、臨海工業地帯に進出した最有力企業の住友金属であった。住宅団地の建設計画によれば、鉄筋コンクリート四階建一四棟が建設され、2 DK三二戸が一O棟、同二四戸が四棟ということであった。四二ハ戸の入居人員は一四五六人が見込まれ、別に幼稚園、773