ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

代現近V続けています。また、最近小中学生を中心とするスポーツ活動が広804がりを見せていますが、反面、専門化、管理化の様相を呈しており、子供たちの自由奔放な運動能力の発達を阻害したり、野球ひじゃサッカl、バスケットのやり過ぎと思われる膝痛などのスポーツ障害が発生しています。いじめや校内・家庭内暴力等の問題行動も、}のように抑圧された子供たちの叫びであり、フラストレーションのはけ口だともいわれています。競争について行けないいわゆる落ちこぼれやそれに起因した登新築された潮来高校校拒否など、錯そう化された現代を裏付けるように、今、子育ての悩みも増加しています。「理解」を問われるのは、まさにA寸のようです。現在では、志望校決定の材料になる校内における業者テストの廃止が実施され、偏差値を使用しないことになっているが、競争自体が緩和さ第V-89図れているわけではなく、問題の本質的な解決には至っていないのが現状である。最後にスポーツ方面での活躍をいくつか紹介しておきたい。昭和五十年八月には、潮来第一中学校の野球部が第一回全日本少年軟式野球大会に茨城県代表として出場した。県予選を勝ち抜いての出場であり、価値あるものであった。昭和六十年代以後になると、潮来第二中学校の柔道部の活躍があった。昭和六十一年八月には、全国中学生柔道大会に茨城県代表として石田信彦が出場している。また平成元年と平成二年には、茨城県代表として潮来第二中学校が団体で出場を果した。また平成二年の全国中学校柔道大会の個人戦においては、宮内寛二が七五キログラム超級で第二位に入賞