ブックタイトル潮来町史
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潮来町史
俗民VI? 1月4日o 1月68Aその他めとお後の方から、えへへ、ぞうくぞうくらないで帰ってくる。またこの日に「若木取り」を行い、若餅の薪としう家もある(延方)。嫁婿が里帰りをするがこの日は泊まじよちゃんは、なにがょうかんぺこの才蔵なんぞも、えへへのぞうくぞうく朝鮮ベッコ花かんざしが、ねえさんたちのお化粧は、金きらきばちの中で、ほほのあたりもペッタリ826おいりの方までごりごり、ねえさんたちのお顔はしらかぺ土蔵で、火の用心にょうかんぺ心もちはどうだんぺ、お鼻のかいでは、においがよヤマイリ(山入り)の日》ってお耳で聞いては、おききら金の君が代でますます御繁昌を、お祈りておめでとうなお、「ゴゼ」(瞥女)といって女のひとが二人でくる。一人は歌を唄い、一人が三味線をひき、お金をもらって第VI-5図歩いた(延方)。山入り・七草年始廻り、嫁の里帰りがある。嫁は米二升、両親がいる場合は餅こかさね重、片親の場合は一重を持参する(潮四日来)。年始廻り、嫁の里帰りは同じ、四日を仕事はじめとする家もあり、また親戚に不幸があったので四日に門松、〆縄を処理したことがあり、現在も続けているといた(大生原)。若木取りは、津知、延方でも行われ、津知(築地)では取っょうかんぺてきた木をいろりで燃やすという。潮来では九日を山入りとする例があるが、山入りの習俗は全体的にあまり行われない。おしろいなんぞ三斗八升五合ろかげんにねっちてねっちであけてもくれてねっちて、L、L、七日は七草。付この臼はじめて青葉を食べる。七草粥は、粥ではなくお鼻の上をペッタリペッタリご飯の中に七草を入れた。漬物もこの臼までは自分の家で旧年に漬けたたくあんを食ぺた。口七草粥を食ぺ、田へ餅をあげに行く。また墓に「松ひき」だけを供える。正月は七日で終りとし、門松〆縄を処理する