ブックタイトル潮来町史

ページ
848/1018

このページは 潮来町史 の電子ブックに掲載されている848ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

潮来町史

俗事の名称については、「アオヤ」(水原)といったらしいが、判然としない。836今は行われていない。民笹竹に色紙などへ願いごとを書き、終ると川へ流す行事羽七が一般的である。}の日朝早くマコモを刈ってきて、牛タと馬をつくる。女の子が牛、男の子が馬を曳いて遊ぶ(津知、延方)。この日は三粒でも雨が降るものだとか、「七日雨」といって短冊が流れるほど雨が降るとよいとかいわれ、また雨が降らないと疫病神が生まれるといっている。牛馬に水浴をさせたり、井戸洗いをする家もあった(津知)。七夕の牛や馬は、藁やマコモでつくり、刈った草をつけて曳き歩いたが、現在は行われていない(大生原)。つくった牛・馬は屋根へあげ、その後川へ流すところもある。