ブックタイトル潮来町史

概要

潮来町史

俗VI民楽九m広人了J1HJW長第VI-46図第VI-47図にみられる社寺嗣堂である。宗教法人名簿や神社誌の境内神社以外にも、寺〔築地〕第VI-48図872神〔新宮〕光明妙訪諏面で洞宗、浄土真宗(一向宗)はみられないが、}の項であげたように、大生に天台宗寺院が認められる。とくに注目されるのは、浄土真宗の展開がそれぞれの地域になお多くの人びとの信仰対象が存在するのは、みられないことで、鎌倉新仏教の中では、あることを意味している。は配杷、合杷、境内神社となった神がみよりもなお地域に根強く信仰が日蓮宗が優位になっている。潮来地区の鷲宮は、茨城県西部に多く杷られる神社で、埼玉県北葛飾史料にみえる社寺洞堂潮来地方の人びとは、近・現代よりも前の古代・中世これを社寺嗣堂近世においてもさまぎまの神仏を崇め、郡鷲宮町鷲宮の鷲宮神社が著名である。祭神は一般に天穂日命か天日鷲等に杷ってきた。命で、商売繁昌、出世金連、厄難消除の神となっている。ご}では、主として近世の史料と地名そこには古くから現在に連綿と継続する信仰もあるし、にみえる信仰の対象を探ってみよう。またすでに失われた信仰がある。て真言宗豊山派、浄土宗、臨済宗妙心寺派、ここで、潮来地方の寺院にふれると、宗教法人の寺院では、宗派とし日蓮宗がある。天台宗、曹まず、寛文三年の「開基帳」、「宝永頃水戸領鎮守録」、文化二年「水