ブックタイトル潮来町史

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概要

潮来町史

俗地蔵河岸・堂津御浅間山民水神面羽江崎宮前・塔ノ下・別当発句・宮ノ下大生原地区堂後宮尻法華堂旗替・ハタカエ地蔵室御浅間様水神宮不明毘沙門天堂香取神社(法華堂) JV蹴時八幡宮山一原栂トウカ(稲荷社)聾森聾森神社社〔大賀〕鳴神雷神嗣組問一神寺畑・寺中間(金乗院)浅寺井第VI-54図寺井戸稲荷山(稲荷社)寺畑延命院松輪稲荷社(稲荷社)献性洲一蹴境御鍵免・大生社地・東馬場・西馬場大生神社876切臼稲荷山(稲荷社)切臼天神山(天神社)御釜様御釜神社八幡嗣脚宝浅間神社水申吐践澗榊ili-? fゐぷ工到天神社前文殊院白幡富士下・西富士下・東富士下・中富士下・富士山*神乙越天神山寺田・地蔵田・立野神宮寺於山湯殿山神社不明一奴不明制時一池不明若宮台州庵権現・京田・仏地・仏地作以上の地名と関連する社寺嗣堂の状況をみると、潮来地方においてはかなり明瞭に両者の対応が指摘できる。また社寺嗣堂が時間の経過の中てさらに何等かの事由によってその存在が失われる場合、人びとがたやすく信仰の対象を放棄するものではないことも示されている。たとえば、小さな石嗣や藁宝殿として、また個人の屋敷などへ移されて現在もなお祭杷、信仰が存続しているものがある。信仰の根強さと同時に、人びとが神と仏、聖地としての社寺嗣堂に対して、深い心情をもっていたからではないだろうか。