ブックタイトル潮来町史
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潮来町史
俗民VI百万遍の数珠くり〔大賀〕第VI-66図月、九月は夜八時位まで、げて与えている。朝八時半から夜七時位までの行事で、五おかあいどりとみいいそろうとくに正月、講の日または犬の死んだとき、当番制の家持ち廻り886で犬供養をする。二文の木の枝で塔婆をつくり建てる。安産祈願と結びついており、犬は産が軽いから大師講の絵馬〔延方一心殿〕だという。大賀はもとは四月、現在は日曜日、当番制で集落センターに集まり、二か所にある犬供養の石塔のところに、ザクマタ(二文)のナラの木を削り、「組女中」と日付を書いて建て、白飯のオニギリ個を供える。観音講と「酒盛り」の行事は一緒で、次の「お酒盛の唄」(釜谷川崎はや氏)がある。)んにちのおさかもりは第VI-67図おぼすなさまいのごほうらくとうねんのあしきことをけよけたまへよおぼすなさまおぽすなのもりはたかしつるの)えはやさしやあれこそやおぽすなさまいのまたこの三回にはお大師様もお祭りし、経をたかさごのまた、酒盛りのときに「はなみ」の唄もある。おのえのまつも一OO回唱える。上町では、場所は持ち廻り、観音様の像の掛軸をかけ供え物をし、観音経、道祖神様、二十三夜様を三回ずつ唱える。終ってちよもの観音様へお金と一緒に納めてしまった。茶会となる。昭和六十三年まで行われていたが廃止となり、掛軸は水原ごしそんもよもひるたのしゃえだはもしげくしかへなみなおいつまでかげにもしずかに観音講、月待講など一般に主婦を中心とする女人講中においては、犬供養を行う。津知地区築地では、二月と十月の年二回、各戸の主婦が当いいいえを番の家に集まり、御馳走で雑談を楽しむ。大生原地区水原の場合、観音いざやくめいきのまつおさむるときっかぜ」のさかずきは