ブックタイトル潮来町史
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潮来町史
俗民VI氏子の奉納する大太鼓、付太鼓による三切り一流れの奉納を合図に、右の順序に従って出発。行列は、太鼓蝶子(パカパヤシ)に合わせて鳥居前に進み、その午後八時場において二度目の三切り太鼓を奉納、終って再度行列は同じ要領で公民館に向かって進む。四午後八時三十分公民館前において一二度目の三切り太鼓を奉納し、座敷に上る。五大生大神宮掛け軸神前の、向かって右側に並ぶ亙女、座主、親戚一同の前に進み、祭事係代表の挨拶に合わせて一同祝いの礼をかわす。ム/\ただちに祭事係代表の指示により奏楽員一同は、座女舞神事練習(伝習事業)の準備を整える。七あらかじめ祭事係において依頼してあった師匠に手を取られ、七人磯子(笛二人、お神楽太鼓一人、太鼓一人、小太鼓一人)の奏楽に合わせて、三座(三回)ないし五座を練習し、神前に幣と鈴を902亙女舞神事(平成5年)納める。八亙女ならびに師匠は掛け軸神前に向かったまま座り、祭事係代表の音頭により八平手の儀をすませ清興に移る。その座上、祭事係は十一月十三日まで、伝習事業を続ける上での相談事ある場合は一同に諮り、時間を見て解散する。亙女舞および奏楽の練習は、十三日まで続行される。以前は亙女当家第VI-79図で練習が行われたが、現在は公民館が利用されている。十一月十日には「中祝祭」がある。)れは亙女や奏楽員の伝習の成果をみる儀式で、関係者を招待して行う。その翌日のみ伝習は休みとなる。中祝祭の次第は次のとおり。中祝祭午後一時敬神婦人会役員一同、中祝祭準備奉仕のため参会。午後七時正副祭事係、奏楽員一同祭場の大生公民館に集合、亙女舞伝習の準備をする。午後七時祭事係より招待された大生区長ならびに副区長、氏子総代一向、提灯に点火、祭場に赴き着座し、亙女、座主、祭事関係者一同に挨拶、茶の接待を受ける。四午後八時一同所定の座に移り、大生区長、氏子総代は、亙女舞五座(五回)ないし七座を拝観。終って祭事係に合わせ八平手の儀を奉納し、次の要領で清興に移る。五神前に向かい右側に亙女、座主、正副祭事係、奏楽員、正面招待席に大生区長、氏子総代、亙女舞師匠、左側に祭事奉仕の氏子、若衆一同着席。-'-/\亙女はじめ全員に下された御神酒(冷酒)を捧げ持ち、大生区長