ブックタイトル潮来町史

ページ
916/1018

このページは 潮来町史 の電子ブックに掲載されている916ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

潮来町史

俗民第三節鹿島吉田神社の延方相撲VI延方相撲例大祭までの準備と行事延方地区延方の鎮守、鹿島吉田神社の例大祭は、毎年七月二十七日に行われ、奉納相撲祭ともいう。この日に至るまでには、さまざまの準備や行事を必要とする。以下は、当社宮司丹羽克夫「延方相撲沿革」(『ふるさと潮来』第七輯)と篠塚平一郎「延方相撲例大祭」(『水郷の民俗』第二号)の詳細な記事を引用することとする。まず、土俵作製用および注連縄用として、前年秋に稲葉五0アール分を用意しておく。六月初旬に当・下番祭礼執行相談会を開催、区内の意向を取りまとめ、中旬以降から次の順序で進行することになる。例祭予算審議会、当・下番行事打合、社務所において(総代、役員代表、区長、当・下番等)当・下番行事一般説明会(当・下番神社役員)道路使用許可願および集会届の提出(当番)四煙火打上げ届出(当番)五各種保険の加入(当・下番)ームー/\町文化財助成金の交付申請書提出(当番区長認印持参の上教育委員会へ)七日本相撲連盟、学生・社会人相撲、住金来場力士依頼(当番)鹿島相撲部へ/i、当番役員は礼装、提灯・祝儀持参で下番へ出下番見届け行事九向、祭礼行事執行の協力方を依頼するこくや神前土俵および詰家土俵、注連縄の準備(当・下番)904cコ当・下番役員、役付を確定、行事予定表の作成(当・下番)下番揃え着の発注六月末日までに準備および諸入品!神前会議、詰家土俵、土俵祭入用品、詰家聞きの段取り(当・下番)神前会議通知書の発送|延方地区各区長、総代宛全員(当番)gg七月一日神前会議当番調菜社務所に出向準備にかかる(当番)料理前例による。係員社務所整備、ガス、灰皿の準備、料理は二時頃当番区長、総代出席、清酒二升(ピ!と、料理、茶菓、昼食、吸物、下番区長、総代出席、清酒一升ほか番当区・長下は番本と年も度礼予装算富提唱p番ZEは商産上器番胆ロり重曹は註決益筆帳主を口持参当下3I一日午後、詰家土俵祭(詰家聞き)(当・下番)当・下番役員神前会議に出席の問、土俵築き、祭事用品を準備、当番土俵祭、下番土俵祭、詰家聞き酒肴の準備フ『当・下番詰家土俵祭入用品は、六月末日までに用意する(当・下番)、このほかスサキ半紙二O帖(社前用注連縄の切垂れ用)を七月十日までに社務所へ届けるtゴ当・下番詰家土俵および四本柱土俵は内径一三尺、巻藁で可、大俵八俵、注連縄、紙垂れ2四本柱は長さ、太さともに制限なし、ただし注連縄を張る都合上一五尺位は必要ノ1下番への貸与品(七月一日)、金棒大二、軍配一(当番)ブ"L当・下番への御祝い客の受入れ態勢の設定(当・下番)