ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編
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うしぼりの文化財 民俗資料編
あどyうJ さえ私どもの「民俗資料編」編集の姿勢として、民俗資料の調査内容を下記の11項目に分類し(1)衣食住(2)生産生業(3)交通、運輸、通信(4)交易(5)社会生活(6)信仰(7)民俗知識(8)民俗芸能、競技、遊戯(9)人生儀礼帥年中行事事。l)口頭伝承各項目毎に珂究調査員を割当て、これが完成に努力精進したわけである。先ず手順として、民俗資料に関する参考文献の収集、現地視察、古老よりのき-きとり、アンケー卜による調査、訪問(老人クラブ、各種会合、個別)、懇談会(問題提出)、古文書の蒐集等機能をフルに回転したのであるが、11項目の内容? ? を均分に集録することに無理があった、どの項目にもふれてはL、るが結局、年中行事が本書の中心どなり、人生儀礼、衣食住、社会生活、生産生業のJiI貢に比重がかかったようである。調査員各位は公私ども非常に多忙な立場にあられるので、一律にプログラム通りに仕事を進め行くには若干の支障を生じたか、幸にこの計画を樹立して一ヶ年半で刊行に到ったことは、各位の熱意の表われであると感銘を深めている。とりわけ、本書刊行に当つての最重要資料は、茨城県民俗学会刊行の民俗資料の研究集録、隣郡(稲敷、鹿島)及郡下各町村刊行の「民俗資料に関する調査報告書、東京学芸大学民俗学研究会の「台地端の村」の報告書、日本民俗資料事典茨城の民俗等があげられる。尚資料その他をご提供下さった県社会教育課文化財係の先生方、茨城県民俗学会の役員の方々、潮来町郷土史研究家新荘直潔氏、鹿島町の県文化財保護指導員の海老原幸氏、麻生町の郷土文化研究家箕輪徳二郎氏の御尽力を多とする次第である。つぎに現在までの本町文化財保護状況について述べると下記の通りである。本町に於ける文化財保護法に該当する物件ど県及町指定FhdF同υ