ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編

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概要

うしぼりの文化財 民俗資料編

るようにと」その石を、かませる「まね」をする。この時子供のお時、お椀を親しく揃え、家の者は赤飯をたき、酒肴でお祝をする、現在てはこの行事をする家は、部落でも数える程度になった、(年寄のある家庭位のものとなった)。「オコ卜」初めてのオコ卜の日(2月8日) (エビス様)に、九餅12個をひもし(蒔づる)に通して子どもに背負わせる。「初節句」男児は五月、女児は三月に行い、長子の場合は、結婚式に出席された方々を招き、ご馳走を出して、「塩がま」などを引出ものとして出す。家によって男児の場合は柏餅、女児の場合は「ひし餅」を配る。;欠子からは親戚のものたけ招〈。初節句の祝い品は男児は破魔号に矢、横武者人形、鯉のぼりなどで、女児の場合は、ひな人苛主となっている。「ひもどき」男女ども七歳になると「ひもとき」どいって、お祝いをし、鎮守にお参りに行〈、昔は十一月十五日に行ったが、(だんだんとくずれていき、十一月の都合のよい臼どL、うことになっている。)長子の場合は、親戚や仲人をよんで家でお祝L、をし、近親の人々が男の子だったら、羽織、袴、女の子は振袖の支度をした子どもをつれて、鎮守に参詣に行〈。ここに集ってきた近所の子供たちに菓子などを配る。また、親戚マ組の各家には、餅を「よび使L、J (組の人がなる)の人に配って貰う。家へ招待する人々には、前もって、竹ヒゴを身型に編み左右をむすんで「ヒカゲゴ」というものに、青い葉をしき、その中に餅を2個、または5個入れ、一方の端を7固まわして結び、その組を切らずに中心を5回、他の端を3団結んたもの一20-