ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編

ページ
56/162

このページは うしぼりの文化財 民俗資料編 の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

うしぼりの文化財 民俗資料編

を「ミノデ」又は「シノクチ」と呼ぶ。。苗代耕転本田の作業ど同じ。。整地以前苗代の整地には「マングワ」を使用した。長さ|尺- 1尺5寸、巾4寸ー5寸の板に釘又は竹棒を同じかんかくに12本-13本打ちつけ、竹の棒を板に通したもの、「高爪」の意かも知れなL、。今では切株を田の中へ深〈うめ、土塊をよくくだき、床っくりに便利なようにする。。床っくりま主床は「ナラシ棒」で平にする、長う2問位(3.6m)の杉九太か、太い竹の棒て、大切に保管して毎年使用する。現在は保温折衷首代となり、「ナラシ棒を使わない、畦畔塗りに使用する「ナデクレ」を使う人もある。。種まき種子は昔も今も催芽して播〈ところが多い、苗代様式は水苗代、保温折衷苗代佳苗代を採用する。播床は3尺から4尺位、播種量は、昔は反当7升から9升、今は首代面積10坪で3升位。。種まき祝昔は、部落中の種子まきが済むと、「たねまき正月」をする。長いやしきたりいが、申合せて行うかたちになって、「餅」をつく、神棚ど田へ供えた。田へ供える餅は草もち|箇ど普通の餅|箇を蓑つとに入れ、竹の先たんに結びつけて苗代のそばに立てた。最近は「品がわりの御飯」をたいて、神棚に供え、今年の農作を祈念するようてeある。-54-