ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編
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うしぼりの文化財 民俗資料編
そのほか、トランプ遊び、色かくし、名あて、だるまおどしなど、と〈に正月どは限らないものまで、ふたんはしない遊びまて総計員して、男の子も、女の子も遊びぽうけた。元日の晩から二日の明け方にみる「初夢」にも多くの期待をかけ、夢によってその一年の命,重を寸、さいながらうらなう。明けて「街」には、三河から「まんざい」がやってくるし、もん服姿ておどづれる客も多\\ 一日中、夜まで正月気分でみちあふれる。「どおり」ては、ιめかしをした女の子たちが「羽根つ主」にむちゅうになって遊んでいる。室内ては「どしより」が孫たちに「正月がきたら、泣くんぢゃないよ、元気て笑って、日月るくすごすんだよ、おそうにも、毎年一つずつたべ上げてL、くんですよ、朝起きて目.).き、鼻.).主、ロふく福々たべて月夏が.).くふく、笑う門には福来たると、昔の人はいっているよ」ど教える。0書き初め正月二日は、実質的にはその年の活動開始の日である。宝船を秘めた初夢があり、書きぞめ、初荷がある、書初めは、普通二日の午前中に、新しい初おろしの筆て、子どもたち中心におどなも参加して、学校から出された手本によって書主上げるか「松竹梅」どか「お正月羽根っき」どか、「謹賀新年」どか、正月にちなんだめでたい熟語が多い清書したものを神棚へかけて、手ーのよかるのを祈る家もある。0初荷商家や商取引ど関係のある家では、使用人V 出入の運搬業者V取引き先の人々が早朝から「初荷」ど書いた笹につけたぺ、旗Vの11'りを、商品の上に立てて、威勢よく出入りし、「今年もよろしくJ l'おめでとうごさいますJ l'はい、いくら」どネチリ鉢巻きよろしく、セ1)市のような気合を治、けて居先きをにぎやゐ、にする。戦前は大八阜、馬車、居によっては独得の箱や紺の背負いできる大風呂敷、後になってはトラックなど、今年の商売管じようの縁起をかついで一段ど大声に気-67-