ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編

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概要

うしぼりの文化財 民俗資料編

て腰にさす。かぶどをかぶって栗の木の刀て\相手のかぶどをたたきつこする。0農繁期の休み、、農の5月、ど呼んで、最も多忙な月である、これも今はないが、以前は農繁期になると、ィ、学校も|週間休みであった。田植え時の多忙なとき、子どもたちもお茶やこじゅうはんを田んぼに運んだり、苗配りをしたりする。牛や馬の手綱をどり「ホーラマーレヨ一、ホーラマーレヨー」ど叫びなh"ら、代作りなどした。5アールどか10アールくらいのサ、さい田に、牛や馬を入れて引きまわすので、まわるどきに、このかけ声をかけるのてある。苗配りも子どもが担当した、板の上に苗を15-16ぱのせて田植するところへ運ぶ、板にはつなをつけ、田の上をひいてまわるのである。小さな子どものいる家ては、子守りをするのも4、学生の任務てあった、子もりをしながら母親の任事のかわりをする場合が多い、5月はホ遊.i;'子どもから、重要な働き手山どなる月であった。Oたなばた7月7日はたなは、たさま、今は月遅れてい8月7日仁行うところも多い、月遅れの場合は、学校は夏休みなのでその前日、子どもたち朝から七タザオを作る手ごろのま竹を伐ってきて、それに色紙で短さくやを作り「七夕さま」どか「天のJ1IJ などと墨書してつるす。ほんとうは7日の朝、サトイモの葉にたまった露の玉で墨をすって書くど、書き方が上手になるどいわれているが、たいていは略してしまう。七月の朝には仏だんへ初物のナスやキュウリなどを供え、8日の朝たなばたザオどいっしょに川へ持っていって流す。そのときま竹の枝一本をとっておいて大根畑にさしてくる。大根に虫がつかないためだという。0盆花迎えどハラツノfどりお盆は正月と同じく、子どもたちにとっては楽しいものである。13日の迎え盆は家では準備にいそがしいので、お供えする盆花どもちを包むバラッパは子ども-74-