ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編
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うしぼりの文化財 民俗資料編
みで行うようにあらためて今日に至った。(鷲川慶弥氏の「村の行事」より)上戸の獅子舞(国神神社の祭事)忍性の作であるとイ云えられている。昭和43年3月28日、無形文化財どして県指定をうけた。同じ系統のものとして久慈郡大子町の浅川のササラ、猿島郡境町の塚崎の獅子舞など1;'-あるカヘ鹿lfjt!!.方どLては唯一の獅子舞てある。獅子頭は、鎌倉時代の名工祭典の日(毎月1月23日)国神神社社前広場で舞うさまは古典的て\獅子頭は他の地方でみられるように3頭で雄獅子峰獅子中獅子ど名づけられ、「前ほう」どよぶ黒い布をたれた頭をか.);-り、胴鼓をヰ丁ちながら舞う、勇壮で古式ゆたかな舞楽である。星子舞の神事の後、天拘を先頭に舞楽員入場、まず雌獅子が登場、いかにもそれらしく、どこどなくやさしさと動きを見せて舞う。上体を左右にくねらせ終始円を描いて舞うのは人聞社会の、、和、、をシンボルとしているのであろうか。ついて中獅子登場ーたしかにまを獅子ども雌獅子どもつかぬ中間的な動作である。雄獅子と雌獅子の仲をとりもっといった感じすらうけられる。雄獅子は最初から乱舞を踏む。まぎれもない、はげしい直情的な獅子らしく、きびしい踊りのなかにもはやい身のこなしで、相手に見るものにスキをみせない。実にみごたえのある舞である。-81 -