ブックタイトルうしぼりの文化財 民俗資料編
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うしぼりの文化財 民俗資料編
民俗知識編医療、衛生、保健健康であるということは人間生活の基本条件てある。こどに生産労働をになっている人々は、健康を保持することが何よりも大切であるから、経験によって、いろいろな方法が教えられて主た。まず「早寝、早起主」はだれも実行しなければならない原則であり、つぎには「腹ノ\分自」が守らなければならない節度であった。,-守ーを洗え」どか「歯を麿け」ど川うような消極的な考え方や「かたいものをかめ」どか「厚着をするな」というような積極的な態度が重んじられる傾向カ£あった。はけ‘しい労働にたえるだけの健康を保つため、かなりきびしい鍛練が必要とされていたのである。いたずらに保護するというこどは、かえって不者長寿の逆コースであるどいう、一種の信仰のようなものに支配されていた、もともと人間は神から寿命をさずけられたものと信じられていたので「神護」どか「神の助け」どかにすがっていくのが当然てあった。したがって、正Lい信仰が最も正しい養生の方法てあった、つまり、神意を主ロt)、神意に従うことが最もより長生法てあったから、占しとか、呪いとかが重じられることもあった。養生というこどは現代云っているところである保健衛生のこどてあるが、本質的にはー穫の精神修養に属するものであった。それは人間が生れながらにして与えられていた白療カを精神的にふるい立たせる作用でもあったこの白療力が不幸にして尽主たとき、はじめて医療めカを借りなけれ(Jならなかったのてある。それには薬餌療;去や湯法療法や「きゅうJ ,-はり」の療法などがあった、この療法の多くは中国から伝わって来たものとされている。I .病気の種類病名は、体の部分名によるものが多かった。(例o頭痛O鳥目O耳たれO鼻血O歯痛O腹痛O下り腹O腰気O脚気-93-