ブックタイトル潮来の石仏石塔
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潮来の石仏石塔
(6)羅漢・祖師阿羅漢は究語、阿羅詞の音写で、羅漢と略称する。阿は不、羅漢は生という意味で、後世の中に更に生ぜざる者の意であり、仏教により誼悟を得た者をいう。阿羅漢は十六体あるいは五百体を集めて一群とし、十六羅漢、五百羅漢といっていヲ。賓頭慮尊者十六羅漢の第一に位する。末法の人のために斎会を設け食事等を供養した故事により一尊のみ独立して作り、食堂に安置することがある。また病患のあるものがこれを摩すると平癒すると信じられている。十大弟子釈迦の高弟のうちから十人の上座の弟子を選んだものであるが、大部分は阿漢の群中に加えられている。大迦葉阿那律ふるな富桜那かせんえん迦栴延優婆離羅牒羅L@りほっ舎利弗も〈けんれん目健連あなんだ阿羅(陀)すぽ把い須菩堤といわれる。そのほか次者たちがある。まめいえんのFょうじ@維摩・馬鳴・世親・達摩・龍樹・玄提・聖徳太子・役行者・弘法大師・聖宝・布袋など(7)仏教に関係するその他のものいままでに記した以外の多種多様な神々を次に記す。十王・奪衣婆・司命・司録・蔵王権現・山王権現・狩場明神・清滝権現・牛頭天王・八幡大明神・雨宝童子・青面金剛・猿田彦大神・道祖神・七福神・三宝荒神・風神・雷神・飯縄権現など。-38-(8)d白、i~、,仏塔ある信仰を同じくする結衆または講の人達が、その対象とする信仰の節目に記念として塔や碑を造立した。なかには個人の造立にかかるものもあるが、多くは結衆によって造立されている。同じ念仏を唱えるにしても、時や所、所作などによって多くの名称がつけられている。一例を次にあげておく。寒念仏・夏念仏・夜念仏・別時念仏・踊念仏・天道念仏・時念仏・六斎念仏・不食念仏・百堂念仏・百万編念仏・釘念仏・四十八夜念仏・だらふく念仏など。