ブックタイトル潮来の石仏石塔
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潮来の石仏石塔
所在地潮来町五浄丁国目寺解説印相を結ぶ掌が欠失しているが、わずかに人指しゆびの部分が残っていて、上品上生の印契を結んだ阿粥陀如来とわかる。蓮華座の上部に次のように彫られている。しきみ「橋念仏一重一稽六万葉書写。願主仙牽住山崎氏安親妻貫誉姉善享保六辛丑年八月十六日」台座に六万人供養とあり、左右に八名の法名が刻まれている。前川岸にあった仙台倉屋敷の山崎安親が亡き妻実誉の供養のために造立したものと思われる。しきみの葉六万葉に、経典を書写するのに、一画書くごとに一回南無阿弥陀仏の名号をとな与えるというのである。-3ー