ブックタイトルうしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー
- ページ
- 18/58
このページは うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー の電子ブックに掲載されている18ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー の電子ブックに掲載されている18ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー
K-27 グミノ木平遺跡(胡頚)K-24, 25, 26 の集中する北側300m程の丘陵上にあり,谷を一つ超える。この丘陵の北側に北谷池が存在する。西から東にのびる丘陵の東端でl.5haの畑とさらに東側の雑木林も含めて遺跡と考えられる。特に西側のゴボウ畑から南東のホーレン草畑にかけて縄文土器片がかなり散乱している。阿玉台,加曾利E中心で,耕作者の話によると北側の隅の方で以前は貝殻がかなり出たというが現在は認められなかった。南西のー画にはゴボウが作付けられており,この収穫時にはかなりの土器片が散乱するであろう。。」K-28 原山D遺跡K-27 の西側にあり北谷池の谷によって区切られている。麻生町との境界に近く,地番が整備されていなし、。直径300m面積3ha位の畑の中に土器片及び石片が足のふみ場もない程散乱している。特に町道寄りの西側に多く,北谷池側すなわち丘陵端側では比較的少片である。中央部分に全く土器片の認められない部分もあるがその周辺には環状に土器片が散布する。地形の南東側には山芋収穫のためのロームの露呈が50m ×100mの範囲であるが,それ以外は黒土である。土器片は後・晩期のものである。この時期の遺跡としては県下最大であろう。-14一