ブックタイトルうしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

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概要

うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

はじめに水と緑に囲まれた当町は,茨城県遺跡台帳に登載されている城館跡・古墳等が31点余あり,これらの埋蔵文化財は私達の祖先の残してくれた貴重な文化遺産であります。これらを後世に伝えて行く事が今の私達に課せられた責務であります。私達は,よりよい未来を創造するため常に郷土の繁栄と住民の幸福を念願し「古きをたづねて新しきを知る」という悔のない努力を続けなければなりません。本町では,昭和40年10月1日より町文化財保護条例施行並に町文化財保護委員会を発足させ,町指定文化財の指定,町指定文化財地図の作成・配布と文化財の保護管理・保存に努力を重ねているところであります。本町における開発事業の進展に伴い,当町所在遺跡の確認と実態把握をするため昭和61年12月21日より昭和63年4月23日まで茨城大学人文学部史学研究室に分布調査を依頼し,町文化財保護審議会委員及郷土文化研究会員が参加協力し現時点での埋蔵文化財の分布状況を記録した成果であります。最後に,この調査にあたりいろいろと御指導を賜った茨城大学助教授茂木雅博先生をはじめ,調査協力をいただいた町内各位の方々に厚く感謝申し上げる次第であります。昭和63年5月牛堀町教育委員会教育長明間正