ブックタイトルうしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

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概要

うしぼりの遺跡 ー埋蔵文化財包蔵地ー

K-5 駒込遺跡K 4の北東100m位に観音堂があり,寛政八年を最古とする庚申塔が何基か列んでいる。この附近から水貝清氏の豚舎附近にかけて中世の土器を採集する。殆どが土製鍋片の破片であり,中には内耳片と思われるものも認められる。全体的にはやや南面し,菜園として白菓や大根等が作付けされている。土師器片等はないがその範囲は広く, 50 ×50m程度である。K-6 駒込員塚K-5の駒込遺跡の東北約100mの道路面にヤマトシジミの混土貝層がみられる。地形的には沼田池に面する傾斜変換附近で,水貝清氏宅の北にあって竹厳下約30cm に長さ約10mで厚さ30~4仇m (最厚部)で傾斜に添って流れた状態である。3m程の町道をlm程堀道して発見されたという。時代を決定する土器片は確認出来ないが,貝層の含まれる土層を観察すると縄文期のものとして良いと思われる。前期の地点員塚の可能性が強い。\干し-3-