ブックタイトルふるさと潮来 第三輯

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概要

ふるさと潮来 第三輯

天明五乙己年(一七八五)再び伊奈代官出張し、新田の検地を行い、田反別三町歩、高六石を増加した。寛政四壬子年(一七九二)代官防帯鉄五郎出張検地縄入の上、田反別七町七反五畝弐拾壱分(此内訳下々田壱町三反五畝歩見付田六町四反廿壱歩)高拾九石五斗六升四合を増加す。其後、数次の検地があって、反別、高の増加もあったが記載を省〈ζ とにする。元治元甲午年二八六四)二重谷村から上納した租米並びκ金納次の通bo米八百弐俵弐斗弐升五合三斗九升入但し本途並びK検見取共御年貢米、総川共永拾八貫六百九拾七文但し畑永並びに蒲地、真菰地諸上納共永三拾俵四升七合三斗九升入但し新川敷御年貢米永五貫六百九文七分但し蒲地、真菰地の諸上納米四拾八俵壱斗九升九合三斗九升入但し附洲新田御年貢永七貫文但し蒲地、真菰地の諸上納総計米八百九拾俵八升壱合永弐拾五貫六文七分慶応弐甲寅年(一八六六)通りである。に上納した年貢は左記の米八百弐俵三斗八升弐合五タ三斗九升入但し本途並びκ検見取共御年貢米総川共永拾七貫九文八歩但し畑永並びに蒲地、真菰地諸上納共米四俵弐斗八升八合弐タ三斗九升入但し新川敷御年貢米永五貫百八拾弐文但し付・新田御年貢米永弐拾貫七百弐文九分但し蒲地、真京地の諸上納総計米八百拾九俵三斗八升七夕永四拾弐貫三百六拾四文七分幕府又は水戸藩は共々其の頒の田畑が風水害κよって収獲の波少した場合は村役人よりの届出κよって藩から吏員を派遣して坪刈を実施し年貢米の歩合を定むる成規で、二重谷も亦年の豊凶κよって年貢に増誠があったのである。11-二重谷村村錠κ就いて。二重谷は、潮来村民全力を挙げて開拓κょったため