ブックタイトルふるさと潮来 第三輯

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概要

ふるさと潮来 第三輯

し賜ひばの風κ思ひ立れし稜威原に生此や奇後Kは此洲札を立て恵みしらを大神も嘉しこみ為ひ麻酔かせて伏させ為ひし高天の堀らせ為ひて持かへb松を植て左を代にやてぞ帰られし家の子のひらかれし立為ひ四方の人々のを並べて七軒村と最しげ〈仮にいふ源のめでられて常盤木κ さかえよととしとしに老松の事十|の松の子を地高きとζろにを拓かばやと志るしにと一人二人を折にや松の有通のつれ為ひ其際K ほども那〈君の御鍬初し仮κ住何時しκしつつか屋宇そのみどb子の漸くひらきし群れつどひっつ七の戸のはげみはげみて軒戸を殖し折をめててや目立左る国の司の西山君と鶏狩Kと此島κ称へしは大君君の松幾千代仰せ為ひて其折々に御宿と太郎とぞ称へられ此名を永〈称へよとれし御言の葉いとどあbがたきこと左bして幾代経る東しにの災ひにの家をやを庭の最賢き渡らせ為ひて有通の御腰をたびたび掛為ひ据らせ為ひて御よろζび御此鷹いともめでたき御言の葉ζし為ひ御狩Kとそはならせ為ひてあるじには仰必か然し近き家よb 枯れて愁ひはゆぐhM左〈ありとても島火千代のよはひは世つぎの松ゆづるとて植κけ有通といふ訓のうからゃからも有通し家の子のる然bK遠つ宗祖念bし有通しとも松の茂れるさかゆる兆し代々永かれとよむ左れば枝葉Kも背くらべしつつあらはれていとも目出度文字な松ぞ多のし喜れば返し歌老松の枯ても千代の齢ひをば世をつぐ松κ譲b於芸斗翁明らけく治る二十とせ余b二とせといふ水無月の日震浦東汀於下里人八十二翁大橋豊茂詠書印-49-大洲村田氏分家一覧表T仁右衛門11市良衛門7市兵衛市左衛門(大本家)ー治右衛門5す佐重ー市右衛門工不兵衛||甚助